エアガン、電動ガンのカスタムパーツの事ならARGUS(アーガス)にお任せ!

検索

円〜

カテゴリ一覧
  • トイガン本体
  • トイガン関連商品
  • トイガンカスタム関連商品
  • 装備関係
  • ミリタリーアパレル
  • アクセサリー
facebookやってます!

2010年12月09日

サバゲ・マナー講座04-番外編-

 マナー講座、番外編。今回はヒットに関して知っておくべきところ。
 コレを知ると少しゾンビ問題に寛容になれる・・・かも?

ゾンビ
サバゲ・マナー講座04-番外編- サバイバルゲームでは弾が当たったら自己申告(ヒットコール)して自ら退場して行きます。自分自身が審判を兼ねる、と言うなんとも素晴らしいシステムです。
 実に紳士的な、高潔さが求められるゲームな訳ですが・・・やっぱりズルしちゃう人が出てくるわけです。
 弾が当たっているのにも関わらず口を拭って知らん振りするプレイヤーを昔から「ゾンビ」と呼称します。もちろん映画に出てくる動き回る死体「ゾンビ」から来ている呼び方。
 サバゲの黎明期から現在に至るまでこの問題は常に付き纏いますが、抜本的な対策はまだ見つかっていません。結局は各プレイヤーの意志に委ねられている状態です。
 しかしゾンビ行為を憎むあまり、ゾンビの撲滅に力を注ぎすぎて逆にチームの和を乱してしまう、なんてことが有ります。

サバゲ・マナー講座04-番外編-パターン1 気づいていない
 まず非常に厄介なのがこのパターン。
 撃たれた側が当たったことに気づかないと言う状況です。
 当たった場所がホルスターやベルトなど厚みがあったり、帽子のつば等身体から少し離れた場所だった場合に起こりがちです。
 確かにルール上、どんな場所であっても原則当たればアウトですから退場するべきなのですが、何と言っても撃たれた当人はそのことに気づいていない状態なのですから、その人にしてみれば「謂れ無き非難」に感じられます。
 大半はキチンと説明されれば納得して退場するなり、ゲーム後の指摘であれば謝罪してくれますが、イキナリ「悪」と決め付けて糾弾するような態度を取れば反発を招くだけです。
 このパターンに対する最も効果的な対策は実は「諦める」こと。気づいてないんですから、そのことにカッカしたってムダです。
 気づいていないなら、気づく距離から、気づく場所に当ててやれば良い、と言う風に気持ちを切り替えてしまったほうが建設的です。

パターン2 実は当たっていない
 私が以前に草ゲームのスタッフをやっていたときに多かったのはこちら。
 大半の場合が「実は~」でした。
 幾つか実例を挙げてみます。

サバゲ・マナー講座04-番外編-CASE1 葉っぱ
=ブッシュ越しに撃ち込んだ。単なる葉っぱだから貫通して当たるはず。なのに反撃してきた。=
 これは実に多いパターン。葉っぱ程度、簡単に貫通してその影に居る奴も当然当たるだろう!と言うことですが、これが案外そうでも無いんです。
 まず葉っぱを貫通した際、大きく弾道が曲がることがあります。葉脈部分などは案外丈夫でそれが弾道を曲げたり。また一枚ならともかく2~3枚になると上手く抜けないことも多くあります。さらに葉っぱの奥に太い茎や枝がある場合も有ります。
 葉っぱそのものが実は貫通できない、と言うこともあります。常緑樹系の葉っぱは厚みがあり、硬いものが多いので近距離なら抜けてもちょっと距離を離すと案外抜けない、なんてことが有ります。

サバゲ・マナー講座04-番外編-CASE2 風
=距離も狙いもバッチリ。間をさえぎるものも無い。それで撃ったのに何故かそのまま走り去った=
 風も思っている以上に影響を与えることが有ります。距離が遠い時は考慮するのですが、近くなってくると考えなくなってしまうことが多いようです。
 以前に見た強烈な例では風の為に弾道が撃ってから10m程度のところでほぼ直角に曲がっていきました。これは丁度風の通り道に対して直角に撃っていたからなのですが、風の力と言うのはかなりのものが有ります。

CASE3 HOP
=距離も狙いもバッチリ。間をさえぎるものも無い。なのに幾ら撃ってもヒットコールは聞けなかった=
 これは上のパターンに似てるのですが、HOP調整不足が原因の場合。
 HOPの調整が強かった為、ある程度の距離から突然弾が浮き上がってしまっており、丁度頭を避けるような弾道になっていました。
 第三者によって検証したことで判りましたが、浮き上がる直前までは真っ直ぐ飛んでいるために起きた勘違いでした。

CASE4 思い込み
=俺が撃ってるのに当たらないわけが無い=
 こんな人も居る・・・と言うレアケースなら良いのですが・・・実は言葉を変えて結構な割合で含まれます。
 自身の射撃に大いに自信を持っているため、「自分が外すわけが無い」と言う前提で話がスタートする為、どこまで行っても話が平行線です。下手に言い負かしたり、事実を突き付けすぎると今度は別のトラブルに発展しますし・・・。

 これらは全て、実際に当たっていないためにゾンビでも何でもありません。むしろ撃っている側の勘違いや確認不足が原因ですが、それを責めるのもちょっと違います(CASE4は・・・)。
 このような様々なケースは常に情報をメンバー同士で共有したりして、ちょっと考えたらありえないと思いつつも実は起こり得る事実として記憶にファイルしておくのが一番です。
 そうすれば、「ゾンビ?」と疑問に思ってもそのファイルに該当するものがあればそうで無い可能性に行き着きますし、ファイルがある程度溜まればそこから類推することも可能になります。

サバゲ・マナー講座04-番外編- 理想論としてのゾンビ対策
 ゾンビ行為が憎まれるのはそれが不正だからです。しかしパターン1の様な場合にそれを怒鳴りつけ罵声を浴びせる、と言う人はあまり居ないだろうと思います。何故ならそれは「本人が意図しないこと」だから。
 つまり、「自分の意志でゾンビをしている」のが許せない、と言うことです。許せないのは「ズルをする」ことの方な訳です。
 しかしこれを撲滅するのは実は非常にムズかしいところ。様々なルールを追加してもそのルールの穴をこの手の輩は見つけ出しますし、現実的ではありませんが、フィールドに多くのジャッジ(審判)を配置しても僅かな死角を見つけてズルをするでしょう。
 つまり「ズルをしてでも勝ちたい」と思うような精神の者が居る限りはゾンビは無くならないと言えるのです。
 ではどうすれば良いのか、不正を認めるのか、諦めるしか無いのか、となるわけですが、実は「放っておく」と言うのは案外良い手かも知れません。
 確かにズルをする奴は憎たらしく、そいつらの思うとおりにさせるのは癪(しゃく)ですが、上記の様に追っかけ回しても結局はイタチゴッコの様相になるだけです。だったら思い切って放置してしまうのも手かもしれません。
 ズルをするような輩は相手にせず(無視するのではありません)、もっと自分達のゲームを楽しんでしまうのです。
 サバゲは勝敗が存在しますが、勝敗に拘らずにその過程を楽しむ。
 見事な一撃を放った者には惜しみない賞賛を与え、同時にそれを喰らって見事に散ったものにも同等の賞賛を与える。
 結果負けたけど最後まで頑張ったことを皆で楽しく話題にする、勝ったほうもそのことを称え共に楽しむ。
 こんな風にただ、勝った、負けたでは無くその過程を大いに楽しむと言う風にすれば恐らくゾンビは減るだろうと思います。
 何故ならズルした者はその様な話題に加わり辛くなるから
 「あの時の○○での撃ち合いで△△が最初にやられてキツカッター!でも××が来てくれて何とか持ち直したんだよなー」と言うような会話の時、そのシーンでズルをした者は自分の活躍や誰かの行動で笑ったり称えたり、と言うことが出来るでしょうか。
 恐らくズルの発覚を恐れ、その話題から離れていくのでは無いでしょうか。もしそこで自分の活躍を自慢しても誰かから「でもオマエ、ゾンビじゃん」と言われたら全てが瓦解します。そんな恐れがある会話に加わり続けるのは余程肝が太いか、そもそも悪いことを理解出来ない精神に問題のある人ぐらいだろうと思います。

 ゲームを、その過程をみんなで大いに盛り上がって楽しむ。

 もしかしたらコレこそが最大のゾンビ対策かもしれません。

 3回プラス1回でお送りした サバゲ・マナー講座。とりあえずこれにて終了です。
 相変わらずイマイチ纏め切れてないところがありますが、ご容赦を。
 また何か思いついたら特集してみたいと思います。お付き合い、有難う御座いました。




D_S_Argusをフォローしましょう
同じカテゴリー(マガジン)の記事画像
【E&L】47 Mid-cap 120Rds Magazine【特価】
今、もう一度スポットを=KSC STI EDGE 5.1 S7=
今、もう一度スポットを=Hi-CAPA XTREAM0.45=
SCAR特集
今、もう一度スポットを=マルゼン ワルサーP38シリーズ
DUMMY’s
同じカテゴリー(マガジン)の記事
 【E&L】47 Mid-cap 120Rds Magazine【特価】 (2016-03-02 19:05)
 今、もう一度スポットを=KSC STI EDGE 5.1 S7= (2011-11-17 08:05)
 今、もう一度スポットを=Hi-CAPA XTREAM0.45= (2011-11-06 08:05)
 SCAR特集 (2011-10-31 08:05)
 今、もう一度スポットを=マルゼン ワルサーP38シリーズ (2011-10-25 08:05)
 DUMMY’s (2011-10-24 20:05)