2011年11月21日
SL-8
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STARの電動ガン。
G36系のバリエーションモデルの一つ「SL-8」です。
非常にロングなモデルで、主に狙撃などで活躍していますが、もともとはこのモデルは軍や警察のスナイパーモデルでは無いそうです。
銃大国アメリカは日本人からするとどこでも所定の手続きを踏めばあらゆる銃が購入できそうなイメージですが、実際にはかなり細かな規定が州ごとに定められています。
フルオート禁止、となっている州が多いのは割と知られていることですが、他にも銃身長の規定(短すぎると駄目、と言うことも)や装弾数の制限や使用できる弾薬の種類の規制など様々。中でも割と多いのがストックに関してで、フォールディングタイプやスライドタイプの様に全長が変化するものは駄目、と言うものも多くあります。
これらをクリアして販売しようとするとどうしても銃本来の魅力が削ぎ落とされてしまうこともあり、そうなった場合は別の魅力を付加して販売する場合があります。
SLシリーズが正にそれで、本来のG36の万能性がどうしても各種規制で制限されてしまうのであれば、いっそ同システムを利用した「狩猟用ライフル」にしてしまえ、と言う感じのモデルだったりします。
この手の「いっそのこと」となった銃は割と多くあったりして、日本でもM16の狩猟銃モデル、なんてあったりします。
日本以上に狩猟が実用であるアメリカでは趣味と実益を兼ねて、と言うカタチで割りと一般的なスタイルだったりします。
そんな風に登場したSLシリーズ。見ての通りかなり「カッコイイデザイン」ですし、さすがH&Kと言う感じで単にデザインがカッコイイに留まらない、シッカリとした使いやすさを確立しています。
G36系の基本システムを採用していますから射撃性能の安定性はもちろん一級。ですのでこのSL-8は実に良く当たる、実に優秀なライフルとなっています。
それだけにそんな優秀なモデルを軍や警察が放っておくわけがありません。
割と安価で、かつそれなりに優秀、と言う狙撃用ライフルとして上手に取り入れているそうです。
そんなSL-8を電動で商品化しているのがSTAR社。
モデル自体は実はかなり前から発売中でしたが、長らく欠品状態。今回本当に久しぶりに再生産が上がりました。
今回の再生産も数量は「限定?」って言うぐらい限られてますのでお早めに。