2011年11月20日
電動モノバイク
単輪バイク、モノバイク、と言うのが最近にわかに実用化しつつありますね。
以前にも幾つか紹介しており、今回の動画同様のスタンダードな単輪タイプ、車輪が外にあり人はその輪の中に乗るタイプ(Vガンのゲドラフみたいな・・・)、それに通常の二輪タイプから変形して単輪タイプになる、なんてのもありましたね。
モノバイク、と言われると30代後半の模型好きには記憶にこびり付く様に残るのがバンダイがその昔発売した「スパイラルゾーン」と言うSFフィギュアシリーズ。
今から30数年前、当時ガンプラ、及びその展開シリーズである「MS-V」により「リアルSFミリタリー路線」とでも言うべきものを受け入れる下地が市場に出来ていた、と言うことから展開されたハードSFをバックにした模型中心のシリーズです。
今でこそそれほど珍しくない「模型・玩具発」シリーズで、同系としてはかの有名な「ゾイド」等もありますが、こちらは「ど」が付くほどのマイナー路線。結局アーマードスーツを着たフィギュアが2~3体とその専用の追加兵装セット、それに単輪のバイク「モノシード」だけでした。
当時はそれなりに力を入れていたはずで、模型シリーズを補完するための漫画や小説も展開しましたが、確かどちらも「未完」だったかと思います。また別にアメリカ製作のアニメーションもありました。
全く関係無い話で脱線しまくりでしたが、下の動画のモノバイクは既に実用の域にあるそうでプレ販売もスタートしているんだとか。
まだ生産台数の関係で1台辺りが200万円弱とちょっと現実的では無いですが、既に数台の予約が入っているそうです。
行く行くは安定した台数の生産が出来れば1台辺りは30万弱程度と今のスクーターとそう変わらない価格へとなってくるようです。
時速は40km程度、エネルギーは電気の電動タイプ。一回の充電で48km走るとのことです。
単輪タイプは保管スペースが小さく、車重自体も軽く出来るので都市部での集合住宅などでの需要が見込まれています。
単輪では無いですが、今度のモーターショーではホンダの伝説のミニバイク「モトコンポ」も電動モデルで復活する!?と言う話も有るようで、今後この方面はより注目かもしれませんね。いずれは今のオートバイ同様に使えるようになってくれれば、と思います。