2011年11月17日
コンコルドの後継機
「コンコルド」と言えば航空機史上に燦然と輝く「超音速ジェット旅客機」。
超音速、マッハ2.0で飛行する超高速機で、1969年3月から2003年11月まで飛行していました。
定期航路を持つ旅客機としては間違いなく世界最速(最新のボーイング787はマッハ0.85)でした。
しかし、音速を超える際のソニックブームの問題や安全性、飛行に掛かるコストの面などは正直劣悪と言われ、「高速で少数を飛ばすより、そこそこの速度で大量に運ぶ」と言う「大規模輸送」のコンセプトの前にコスト面で破れ、また開発遅延などによりさらに価格高騰などもあったことから決して成功した航空機とは言えなかった機体でもあります。
最終生産数はプロト機を含めた20機。
商売では成功したと言い難い機体でしたが、「超音速」と言うスペックと、飛行時と離着陸時に先端ノーズが可動にて角度を変えるなどのギミック、非常に洗練されたスマートなデザインなどから今でも根強いファンを持つ機体でもあります。30代後半の人は子供のころに憧れた、と言う方も多いのではないでしょうか。
そんなコンコルドの後継機、と言う機体のコンセプトデザインが発表されて話題になっています。ソース元は「ナショナルジオグラフィックニュース」。
絵から読み取るに単なる航空機ではなく、宇宙(成層圏?)での飛行も意識しているのでしょうか。もともとコンコルドは高度6万フィートと、通常の航空機の2倍の高さを飛行する機体でしたが、将来的な宇宙進出の時代を視野に入れているんでしょうか。
しかし、このデザインもさることながらこのカラーリング。
コチラで言われる通り見るからに「ねぎ」ですよねぇ。他にも「エウレカセブン」に出てきた「月光号」と言う意見もありました。
リンク先ではイタズラ前のちゃんとした絵図が見れますのでどうぞ。