2011年11月03日
曇り止め
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気温が下がってくるとゴーグルって曇りやすくなってきます。
特に走り回って汗かいて、体温上がって、となると内外の温度差でより曇りやすくなります。
そんな曇り、レンズタイプゴーグルではどうしても逃れられないものはありますが、少しでも抵抗値を上げると言うことは出来ます。
それが今回紹介するような曇り止め液。
曇り止めはその名の通り、曇りを抑えてくれるもの。完全ゼロにはできませんが、上手く使えばかなり曇り始めるのを遅らせることは出来ます。
これらの液の使い方の基本は「如何にレンズを清潔に保つか」が大きなポイントです。
レンズ面の曇りの大きな原因は表面の傷や汚れにあります。汚れが付着するとそれが空気中の水分を引っ掛けやすくなり、その点からドンドン曇りが広がっていく、と言う感じになりますので、如何にその「引っ掛け」になる最初の汚れを付けない、または付いても除去するか、が重要なポイントになります。
ゲーム終了後には使用したゴーグルを丁寧に洗い、風通しの良い日陰などで乾燥させます。
乾燥が完了したらレンズ面に曇り止め液を塗布し、コーティングします。
曇り止め液も完全に乾いたら傷が付かない、軟らかい布などで作ったケースにしまい次のゲームまで日陰で涼しい場所に保管します。
出来れば同条件のゴーグルを2つ、ないし3つ用意し、曇り始めたら交換して使います。
こうすれば曇りに対してのストレスをかなり低く出来ます。
クリーニング成分が入っている「FOG BUSTER」等は現地での急遽の対策としてもある程度の効果が期待出来ますが、基本は汗の脂やホコリなど、汚れを一旦完全除去してから塗布するのが一番です。
この状態にさらに送風のファンなどを追加する、レンズを二重化した「サーマルレンズ」のモデルを使用する、など、複数の曇り対策を同時に駆使すれば効果はより高くなります。