2011年10月25日
今、もう一度スポットを=マルゼン ワルサーP38シリーズ
時々ヤル気になるとちょっと続く・・・と言う正に「私の気分次第」なコーナー「今スポ」。
今回はマルゼンのワルサーP38です。
ドイツ三大拳銃”ワルサーP38”
ワルサーP38は旧帝国ドイツ(ナチス)が製造していた軍用拳銃です。
モーゼルミリタリー、ルガーP08と共に「ドイツ三大拳銃」と言われています。
その三機種中、もっとも実用性が高かったと言われているのがこのワルサーP38でした。
遠距離での命中精度高く、射撃性能は優秀でも拳銃としては大きすぎるモーゼル、実にスマートで他に類を見ない独特なアクションが美しいのですが、その複雑な機構が仇になりやすく高額なルガーと違い、ワルサーは実用性が極めて高く、かつ安価な生産性が評価されルガーから陸軍制式採用の座を奪っています。
安価、と言う点が大きな採用のポイントではありますが、銃としての性能も極めて優秀なモデルで、大型軍用拳銃としては初の「ダブルアクション機構の採用」を行ったモデルでもあります。また、現在のオートマチックピストルでも採用されることの多い「ハンマーデコッキング」も大きな特徴です。
さらにその独特なシルエットを構成するフレーム、バレルの接続構造はショートリコイル方式。バレルユニット部分が水平に後退する方式でブレが少なく高い精度を実現しています。またこの構造が製造工程を減らしコストダウンに寄与しています。
発展期の銃火器らしく、現在の拳銃に比べてもパーツ点数が多めな点はデメリットですが、メンテナンス時には3つのパーツに分割され、それ以上パーツが落ちない工夫がされており、通常メンテナンス程度であれば良好なメンテナンス性でした。
弱点としては構造上、そしてバレルがほぼ単体独立でフロント側が極端にウェイトが無いデザインなため発射時の反動がかなり強く、銃口の跳ね上がりはかなりの物だったと言われています。ただ、上記のような構造のおかげもあり、命中精度は総じて当時の軍用拳銃の中でもかなり高く、優秀だったと言われていますので、連射せずに一発ずつシッカリ狙えるのであれば全体としては優秀なモデルだったと言えます。
アニメ(と劇画)「ルパン三世」において主人公ルパン三世が使う銃として非常に有名で、恐らく日本国民でガンファン以外にも広く知られているモデルとしては一番、と言われています(最近はちょっと微妙かも知れませんが)。
他のナチスドイツの銃器同様、後の銃に多くの影響を与えており、イタリアの「ベレッタM92F」はダブルアクション機構やデコッキング機構など、多くが引き継がれています。スライドデザインなども見比べてみると面白いかもしれません。
マルゼン正式ライセンス
現在の国内メーカー各社の「実銃メーカー正式ライセンス取得合戦」でマルゼンが取得したのがワルサー社のライセンスでした。
このライセンス合戦は正直、必ずしもユーザーにとってメリットばかりではなく、デメリットも多く生み出しメーカー同士の醜い争いをユーザーに露呈するなど「恥部」といって良い部分も多数抱えていますが「極めて実物に近いモデルを作るためにより多くのデータをメーカーより取得できる」と言う点についてはユーザーに大きな恩恵を与えてくれました。
その「正式ライセンス取得したからこそ得られた」データを元に作られた究極のトイガンがこの「マルゼン ガスブローバック ワルサーP38シリーズ」です。
ワルサー本社に保管されていた資料などを極力使い、極めて高い再現性を実現しつつ、ガスブローバックとしても非常に優秀なモデルとして完成した本モデルは間違いなく現在の「名銃」だと言えます。
スタイル、その”濃い”キャラクター性ばかりが取り上げられますが、実はブローバックガスガンとしては反動も非常に強く、抜群の撃ち味を誇り、現在販売されているガスガンの中でも5本の指に入るとも言われています。
命中精度の点はそこまで取りざたするほどの優秀さ、と言うわけではありませんが、シッカリとした弾道と安定した飛翔で充分な実用性を持っており、トータルバランスとしても優れたゲームウェポンです。
スタンダードなブラックモデルはこの性能を最大まで発揮でき、ゲーム使用を考えるのなら一番のオススメとなります。
メッキ仕様のモデルは若干ブローバックがマイルドになってしまうなど、クリアランスや重量バランスがシビアなガスブローバックの難点が浮き彫りになってしまう点はありますが、仕上げには古くから定評のあるMARUZENらしい、実に丁寧な仕上がりでコレクションモデル、室内などでのプリンキングでは高い評価を得ています。
サバイバルゲームで使う、シューティングで使う、と言うことも充分可能ですし、コレクションとしても極めて価値の高い「MARUZENワルサーシリーズ」。
このP38以外にも同じくマルゼンの名銃として名高い「PPK/Sシリーズ」や最新タイプの「P99」等も非常に高い再現性と射撃性能の高さからオススメ度の高いモデルとなっています。
難点として最も大きいのは、実は生産が全体に非常に細く、一度品切れになってしまうとなかなか次が出てこない、と言うモデルそのものの評価とは全く別のところにあったりします。この点は是非、メーカーに頑張ってもらいたいところです。
MARUZEN
WALTHER P38
ac40.s(SV)
販売価格: 16,632 円 158ポイント
詳しくは詳細ページへ。写真をクリックして頂くとジャンプします。
携帯の方はコチラをクリックして下さい。
MARUZEN
WALTHER P38 ac40
Black Metal
販売価格: 16,632 円 158ポイント
詳しくは詳細ページへ。写真をクリックして頂くとジャンプします。
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今回はマルゼンのワルサーP38です。
ドイツ三大拳銃”ワルサーP38”
ワルサーP38は旧帝国ドイツ(ナチス)が製造していた軍用拳銃です。
モーゼルミリタリー、ルガーP08と共に「ドイツ三大拳銃」と言われています。
その三機種中、もっとも実用性が高かったと言われているのがこのワルサーP38でした。
遠距離での命中精度高く、射撃性能は優秀でも拳銃としては大きすぎるモーゼル、実にスマートで他に類を見ない独特なアクションが美しいのですが、その複雑な機構が仇になりやすく高額なルガーと違い、ワルサーは実用性が極めて高く、かつ安価な生産性が評価されルガーから陸軍制式採用の座を奪っています。
安価、と言う点が大きな採用のポイントではありますが、銃としての性能も極めて優秀なモデルで、大型軍用拳銃としては初の「ダブルアクション機構の採用」を行ったモデルでもあります。また、現在のオートマチックピストルでも採用されることの多い「ハンマーデコッキング」も大きな特徴です。
さらにその独特なシルエットを構成するフレーム、バレルの接続構造はショートリコイル方式。バレルユニット部分が水平に後退する方式でブレが少なく高い精度を実現しています。またこの構造が製造工程を減らしコストダウンに寄与しています。
発展期の銃火器らしく、現在の拳銃に比べてもパーツ点数が多めな点はデメリットですが、メンテナンス時には3つのパーツに分割され、それ以上パーツが落ちない工夫がされており、通常メンテナンス程度であれば良好なメンテナンス性でした。
弱点としては構造上、そしてバレルがほぼ単体独立でフロント側が極端にウェイトが無いデザインなため発射時の反動がかなり強く、銃口の跳ね上がりはかなりの物だったと言われています。ただ、上記のような構造のおかげもあり、命中精度は総じて当時の軍用拳銃の中でもかなり高く、優秀だったと言われていますので、連射せずに一発ずつシッカリ狙えるのであれば全体としては優秀なモデルだったと言えます。
アニメ(と劇画)「ルパン三世」において主人公ルパン三世が使う銃として非常に有名で、恐らく日本国民でガンファン以外にも広く知られているモデルとしては一番、と言われています(最近はちょっと微妙かも知れませんが)。
他のナチスドイツの銃器同様、後の銃に多くの影響を与えており、イタリアの「ベレッタM92F」はダブルアクション機構やデコッキング機構など、多くが引き継がれています。スライドデザインなども見比べてみると面白いかもしれません。
マルゼン正式ライセンス
現在の国内メーカー各社の「実銃メーカー正式ライセンス取得合戦」でマルゼンが取得したのがワルサー社のライセンスでした。
このライセンス合戦は正直、必ずしもユーザーにとってメリットばかりではなく、デメリットも多く生み出しメーカー同士の醜い争いをユーザーに露呈するなど「恥部」といって良い部分も多数抱えていますが「極めて実物に近いモデルを作るためにより多くのデータをメーカーより取得できる」と言う点についてはユーザーに大きな恩恵を与えてくれました。
その「正式ライセンス取得したからこそ得られた」データを元に作られた究極のトイガンがこの「マルゼン ガスブローバック ワルサーP38シリーズ」です。
ワルサー本社に保管されていた資料などを極力使い、極めて高い再現性を実現しつつ、ガスブローバックとしても非常に優秀なモデルとして完成した本モデルは間違いなく現在の「名銃」だと言えます。
スタイル、その”濃い”キャラクター性ばかりが取り上げられますが、実はブローバックガスガンとしては反動も非常に強く、抜群の撃ち味を誇り、現在販売されているガスガンの中でも5本の指に入るとも言われています。
命中精度の点はそこまで取りざたするほどの優秀さ、と言うわけではありませんが、シッカリとした弾道と安定した飛翔で充分な実用性を持っており、トータルバランスとしても優れたゲームウェポンです。
スタンダードなブラックモデルはこの性能を最大まで発揮でき、ゲーム使用を考えるのなら一番のオススメとなります。
メッキ仕様のモデルは若干ブローバックがマイルドになってしまうなど、クリアランスや重量バランスがシビアなガスブローバックの難点が浮き彫りになってしまう点はありますが、仕上げには古くから定評のあるMARUZENらしい、実に丁寧な仕上がりでコレクションモデル、室内などでのプリンキングでは高い評価を得ています。
サバイバルゲームで使う、シューティングで使う、と言うことも充分可能ですし、コレクションとしても極めて価値の高い「MARUZENワルサーシリーズ」。
このP38以外にも同じくマルゼンの名銃として名高い「PPK/Sシリーズ」や最新タイプの「P99」等も非常に高い再現性と射撃性能の高さからオススメ度の高いモデルとなっています。
難点として最も大きいのは、実は生産が全体に非常に細く、一度品切れになってしまうとなかなか次が出てこない、と言うモデルそのものの評価とは全く別のところにあったりします。この点は是非、メーカーに頑張ってもらいたいところです。
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MARUZEN
WALTHER P38
ac40.s(SV)
販売価格: 16,632 円 158ポイント
詳しくは詳細ページへ。写真をクリックして頂くとジャンプします。
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MARUZEN
WALTHER P38 ac40
Black Metal
販売価格: 16,632 円 158ポイント
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