2011年05月05日
今、もう一度スポットを=G17=
ものすごく久々の「今スポ」。見てみたら1月の末からのご無沙汰でした。
今回は東京マルイのグロック17にスポットを当ててみたいと思います。
○グロック
グロックと言えば最大の特徴はなんと言ってもポリマー(樹脂)製フレームの採用です。
これにより従来の同クラスの拳銃よりかなり軽くなり、また錆などの腐食に対しても高い耐久性を発揮できるようになりました。
また樹脂の特性である「大量生産によりコストを大幅に抑えられる」と言う点も大きく、他のモデルより安いと言う最大のセールスポイントを獲得しています。
一昔前ですとグロック3丁とベレッタ(M92F)1丁が同額、ベレッタ3丁分でSIG(P226)と同額、なんて言われていました。
これだけ安いと当然品質面での問題が気になるところですが、元々高い精度を維持しつつコストダウンが図れる樹脂を中心としているため他の銃と比べた場合にもそれほど劣ると言うことはありません。
ちなみに価格の話で有名な映画「ダイハード2」でグロックを「金属探知機に引っかからない、テロリスト御用達の高級銃」と主人公が言うシーンがありますが、これは当時の誤解がいくつか混じっています。
金属探知機云々はもちろん完全な勘違いですが、価格に関しても本来はかなりローコストな銃なグロックですが、発売当初は話題が話題を呼び圧倒的な人気となり、しばらく入手困難な状況が続きました。そのため一部ではプレミア価格での取引まで行われ、通常の数倍からひどいと十数倍と言う高額で取引されていたそうで、これが映画スタッフに勘違いされたのでは?と言われています。
○世界最初のポリマーフレームモデル
グロックは確実に世界の銃器のトレンドに「ポリマーフレーム」という流れを起こしましたが、実はパイオニアではありません。
世界で最初に樹脂製のフレームを採用したのはH&KのVP70です。
グロックの開発が1980年、世に出たのが1983年と言われていますが、VP70はそれより10年以上早い1970年に販売をスタートしています。ただ、残念なことにVP70は一部のマニアを除けば知る人はほとんど居ない様な、かなりのマイナーモデルです。また当時の樹脂技術では強度が不足していたためフレームは完全に樹脂のみでは製造されておらず、この点を考えると「完全樹脂製フレーム」を採用した世界初の銃、としてはグロックが最初である、と言うのは間違いではありません。
○ガスブローバックG17
現在グロックのガスブローバックはKSCと東京マルイから発売されています。
どちらも3rdジェネレーションタイプのフレームとなっており、フィンガーチャンネルタイプのグリップと20mmアンダーレールを備えています。
この3rdジェネレーションフレームは非常に評価が高く、それまでの第1、第2世代型のフレームとの差がハッキリします。正直決してグリップしやすいとはいえない旧世代フレームから一転、第3は手にも良く馴染みガッチリとグリップできる極めて優秀なグリップへと進化しています。
また現代コンバットピストルでは絶対の要求である20mmレールが備わっている点も非常に重要です。
両社ともグロックはそのシンプルなスタイルから特に作動に力を注いでおり、どちらも業界屈指の鋭い作動を見せる名銃となっています。
特にKSC社はマルイに比べ二歩も三歩もシリーズ的な先行があり、その資産の深さはユーザーとして魅力的です。
現在はマルイも26や18に加えカスタムモデルなども登場し、そのシリーズとしての厚みをましており、今後も注目して行きたいモデルだと言えます。
願わくばKSC同様にG34やG22などを展開してくれればより楽しみが増してくるのでは?と思います。
東京マルイ
GLOCK17
3rd GENERETION
販売価格: 12,432 円 118ポイント
詳しくは詳細ページへ。写真をクリックして頂くとジャンプします。
携帯の方はコチラをクリックして下さい。
KSC
G17
レイルドフレーム
販売価格: 13,986 円 133ポイント
詳しくは詳細ページへ。写真をクリックして頂くとジャンプします。
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今回は東京マルイのグロック17にスポットを当ててみたいと思います。
○グロック
グロックと言えば最大の特徴はなんと言ってもポリマー(樹脂)製フレームの採用です。
これにより従来の同クラスの拳銃よりかなり軽くなり、また錆などの腐食に対しても高い耐久性を発揮できるようになりました。
また樹脂の特性である「大量生産によりコストを大幅に抑えられる」と言う点も大きく、他のモデルより安いと言う最大のセールスポイントを獲得しています。
一昔前ですとグロック3丁とベレッタ(M92F)1丁が同額、ベレッタ3丁分でSIG(P226)と同額、なんて言われていました。
これだけ安いと当然品質面での問題が気になるところですが、元々高い精度を維持しつつコストダウンが図れる樹脂を中心としているため他の銃と比べた場合にもそれほど劣ると言うことはありません。
ちなみに価格の話で有名な映画「ダイハード2」でグロックを「金属探知機に引っかからない、テロリスト御用達の高級銃」と主人公が言うシーンがありますが、これは当時の誤解がいくつか混じっています。
金属探知機云々はもちろん完全な勘違いですが、価格に関しても本来はかなりローコストな銃なグロックですが、発売当初は話題が話題を呼び圧倒的な人気となり、しばらく入手困難な状況が続きました。そのため一部ではプレミア価格での取引まで行われ、通常の数倍からひどいと十数倍と言う高額で取引されていたそうで、これが映画スタッフに勘違いされたのでは?と言われています。
○世界最初のポリマーフレームモデル
グロックは確実に世界の銃器のトレンドに「ポリマーフレーム」という流れを起こしましたが、実はパイオニアではありません。
世界で最初に樹脂製のフレームを採用したのはH&KのVP70です。
グロックの開発が1980年、世に出たのが1983年と言われていますが、VP70はそれより10年以上早い1970年に販売をスタートしています。ただ、残念なことにVP70は一部のマニアを除けば知る人はほとんど居ない様な、かなりのマイナーモデルです。また当時の樹脂技術では強度が不足していたためフレームは完全に樹脂のみでは製造されておらず、この点を考えると「完全樹脂製フレーム」を採用した世界初の銃、としてはグロックが最初である、と言うのは間違いではありません。
○ガスブローバックG17
現在グロックのガスブローバックはKSCと東京マルイから発売されています。
どちらも3rdジェネレーションタイプのフレームとなっており、フィンガーチャンネルタイプのグリップと20mmアンダーレールを備えています。
この3rdジェネレーションフレームは非常に評価が高く、それまでの第1、第2世代型のフレームとの差がハッキリします。正直決してグリップしやすいとはいえない旧世代フレームから一転、第3は手にも良く馴染みガッチリとグリップできる極めて優秀なグリップへと進化しています。
また現代コンバットピストルでは絶対の要求である20mmレールが備わっている点も非常に重要です。
両社ともグロックはそのシンプルなスタイルから特に作動に力を注いでおり、どちらも業界屈指の鋭い作動を見せる名銃となっています。
特にKSC社はマルイに比べ二歩も三歩もシリーズ的な先行があり、その資産の深さはユーザーとして魅力的です。
現在はマルイも26や18に加えカスタムモデルなども登場し、そのシリーズとしての厚みをましており、今後も注目して行きたいモデルだと言えます。
願わくばKSC同様にG34やG22などを展開してくれればより楽しみが増してくるのでは?と思います。
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東京マルイ
GLOCK17
3rd GENERETION
販売価格: 12,432 円 118ポイント
詳しくは詳細ページへ。写真をクリックして頂くとジャンプします。
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KSC
G17
レイルドフレーム
販売価格: 13,986 円 133ポイント
詳しくは詳細ページへ。写真をクリックして頂くとジャンプします。
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