2011年04月26日
橋は重要な軍事拠点
橋、と言うのは戦略上のひとつの要になります。
古来より戦場に川が横たわっている場合、その川を如何に渡るか、渡らせないかは戦いの一つの趨勢を決めるポイントになります。
渡河を行う場合、水位が深ければ船を、浅ければ徒歩でとなりますが、どちらの場合も基本的に川の上では遮蔽物も無く敵から丸見えになります。
射撃武器が中心となった近代戦ではこの状況は非常に危険度が高く、渡る側にとってみれば1秒でも早く終わらせたいことです。
当然その川に橋が架かっていればそれを利用することになるわけですが、守る側(攻められる側)もそれはよくわかっているだけに状況によっては橋を落としてしまうわけです。
このように橋は非常に判りやすいポイントなわけですが、当然誰しも思うわけです。
「橋が無いならもってって掛けちゃえば良いんじゃ・・・」 と。
そんな単純明快な方法を大きなスケールで実現するようになったのが、近代戦で様々な兵器が開発された「第一次世界大戦」です。
まだまだ航空兵力と言うものが揃っておらず、より重要性が高かったのも大きな点でしょう。
こちらの特殊車両みたいなものが多数開発されました。
現在も様々なものが作られており、実際に大規模な軍隊では運用されています。
方式も単純に板を渡すだけのもの、スライド展開するもの、前後が展開するもの、バルーンを利用したものなど様々。
よく軍隊が本気を出すと要塞だって一晩で作っちゃう、と言うだけにこういったものの備えは万全ですね。
リンク先を見るとホント、色々あるんだなぁっと思います。
・・・で、渡河と言われてパっと思いついたのが棒を使ったスタイル。まあ、成功しているところってあんまり見ませんが。
で、画像さがしたら(上の画像ですね)たまたま見つけたこちらの動画・・・・男性は飛び上がるほどの恐ろしい内容です。