2011年04月09日
火を使ってご飯を炊く
ここ数回、このムダ話のところでも「電気に頼らない炊飯」と言うのを紹介したりしています。
空き缶での炊飯などは被災状況でもご飯を炊けるなど、イザと言うときに非常に便利。また被災地以外でも現在節電の為、と言う点から炊飯器を使わずガスでお鍋を使って炊飯をする、と言うのはかなり大きな使用電力の節約に繋がります。
特に直の火を使った炊飯は実は炊飯器を使っての炊飯よりもご飯が美味しく炊ける、と言われています。
これまた以前から言ってる「節約節約・・・」と我慢して、ツライ思いして、では無くこの機会にその「美味しい」と言われる直火炊飯を楽しんでみるというのも良いのでは無いでしょうか。慣れてくると条件が多少悪くなったりしても応用が出来る様になりますし、これから先の夏などにキャンプなどを楽しめる時にご飯を美味しく炊ければちょっとしたヒーローですよ。
まずはこちらの動画を見てみて下さい。
ポイントをまとめると
1.吸水
お米は研いだら(無洗米はそのまま)同量か少し多めの水と鍋に入れて2~30分(寒い時は1時間)置いて水を吸わせます。
目安はお米が全体に乳白色に変化するまで。
水加減は少ないと駄目なので少し多めで。最終的に下にあるとおり有る程度水分が飛んだのを確認するので多い分には調整可能です。
2.強火
スタートから強火で。「はじめチョロチョロ」と良く言いますがこれは昔のカマドだと薪や籾殻を燃料にするのでスタートはどうやってもガスコンロみたいにいきなり強火が出来ないというだけの話。
強火スタートで沸騰するまでの時間は短い方が美味しいご飯になるそうです。
3.かき混ぜる
沸騰してきたらガシガシかき混ぜます。これは一つは全体に均一な炊き上がりを目指す為。そしてもう一点は焦げ付きを避けるため。「オコゲ」はそれはそれで美味しいんですが、後でお鍋洗うのとか大変ですからね。
結構激しくかき混ぜて米粒の輪郭がハッキリしてくるぐらいまで水分が飛ぶまで行います。
4.ふたをする
米粒の輪郭がハッキリするぐらいまで水分が飛んできたらふたをします。水加減が多すぎてもこの段階の見極めさえ問題なければ美味しく炊けます。
ふたをしたら火は弱火に。ガスコンロなら簡単ですが、焚火だったり、火加減の苦手なキャンプ用コンロなどを使っている場合は火から遠ざけるなどの工夫が必要です。
5.ふたを取らずに蒸らす
弱火で5分前後やって、最後に5秒ほど強火に掛けて火を止めます。強火にする、と言うのが出来ない場合は少し火に掛ける時間を延長すると良い様です。シュンシュンと噴出す蒸気の匂いを嗅いで、少しでも焦げ臭い匂いがしたら時間前でも火から下ろします(火を止めます)。火を止めたらそのまま15分から20分ほど蒸らしを行います。
良く言われる「赤子泣いても~」はこのタイミングでのこと。料理の下手な人、素人が失敗する最大の要因は「弄りすぎ」なんだとか。ご飯もこの蒸らしでシッカリと圧力がかかると美味しく出来上がります。飯盒炊爨をした事がある方だとこの時にひっくり返して鍋底をボコボコ薪で叩いたりしますが、これは鍋底に衝撃を与えてフタ側に落として焦げ付きを軽減する、と言うのが目的の様です。今回の場合は焦げ付き防止にかき混ぜてますから不要でしょう。
シッカリと蒸らしが済めば完成です。
もし、ご飯が芯が残って美味しくなかったりした場合は水を足してもう一回煮込んで水分を飛ばし同様に蒸らせば有る程度食べられる様に出来ます。焦げ付く危険性は高くなりますが。お酒(料理酒)をほんの少し入れると良いらしいです(うろ覚え)。
アルミ鍋でも上手く炊けると抜群に美味しいですが、圧力鍋や土鍋を使うとさらに美味しいご飯が炊けるらしいです。チャレンジしてみるのも楽しいかと思います。
節電生活も、被災地での生活も、「食べる」と言うのは最大の楽しみの一つだろうと思います。出来るだけ楽しんで、少しでも気分良く生活したいところです。
空き缶での炊飯などは被災状況でもご飯を炊けるなど、イザと言うときに非常に便利。また被災地以外でも現在節電の為、と言う点から炊飯器を使わずガスでお鍋を使って炊飯をする、と言うのはかなり大きな使用電力の節約に繋がります。
特に直の火を使った炊飯は実は炊飯器を使っての炊飯よりもご飯が美味しく炊ける、と言われています。
これまた以前から言ってる「節約節約・・・」と我慢して、ツライ思いして、では無くこの機会にその「美味しい」と言われる直火炊飯を楽しんでみるというのも良いのでは無いでしょうか。慣れてくると条件が多少悪くなったりしても応用が出来る様になりますし、これから先の夏などにキャンプなどを楽しめる時にご飯を美味しく炊ければちょっとしたヒーローですよ。
まずはこちらの動画を見てみて下さい。
ポイントをまとめると
1.吸水
お米は研いだら(無洗米はそのまま)同量か少し多めの水と鍋に入れて2~30分(寒い時は1時間)置いて水を吸わせます。
目安はお米が全体に乳白色に変化するまで。
水加減は少ないと駄目なので少し多めで。最終的に下にあるとおり有る程度水分が飛んだのを確認するので多い分には調整可能です。
2.強火
スタートから強火で。「はじめチョロチョロ」と良く言いますがこれは昔のカマドだと薪や籾殻を燃料にするのでスタートはどうやってもガスコンロみたいにいきなり強火が出来ないというだけの話。
強火スタートで沸騰するまでの時間は短い方が美味しいご飯になるそうです。
3.かき混ぜる
沸騰してきたらガシガシかき混ぜます。これは一つは全体に均一な炊き上がりを目指す為。そしてもう一点は焦げ付きを避けるため。「オコゲ」はそれはそれで美味しいんですが、後でお鍋洗うのとか大変ですからね。
結構激しくかき混ぜて米粒の輪郭がハッキリしてくるぐらいまで水分が飛ぶまで行います。
4.ふたをする
米粒の輪郭がハッキリするぐらいまで水分が飛んできたらふたをします。水加減が多すぎてもこの段階の見極めさえ問題なければ美味しく炊けます。
ふたをしたら火は弱火に。ガスコンロなら簡単ですが、焚火だったり、火加減の苦手なキャンプ用コンロなどを使っている場合は火から遠ざけるなどの工夫が必要です。
5.ふたを取らずに蒸らす
弱火で5分前後やって、最後に5秒ほど強火に掛けて火を止めます。強火にする、と言うのが出来ない場合は少し火に掛ける時間を延長すると良い様です。シュンシュンと噴出す蒸気の匂いを嗅いで、少しでも焦げ臭い匂いがしたら時間前でも火から下ろします(火を止めます)。火を止めたらそのまま15分から20分ほど蒸らしを行います。
良く言われる「赤子泣いても~」はこのタイミングでのこと。料理の下手な人、素人が失敗する最大の要因は「弄りすぎ」なんだとか。ご飯もこの蒸らしでシッカリと圧力がかかると美味しく出来上がります。飯盒炊爨をした事がある方だとこの時にひっくり返して鍋底をボコボコ薪で叩いたりしますが、これは鍋底に衝撃を与えてフタ側に落として焦げ付きを軽減する、と言うのが目的の様です。今回の場合は焦げ付き防止にかき混ぜてますから不要でしょう。
シッカリと蒸らしが済めば完成です。
もし、ご飯が芯が残って美味しくなかったりした場合は水を足してもう一回煮込んで水分を飛ばし同様に蒸らせば有る程度食べられる様に出来ます。焦げ付く危険性は高くなりますが。お酒(料理酒)をほんの少し入れると良いらしいです(うろ覚え)。
アルミ鍋でも上手く炊けると抜群に美味しいですが、圧力鍋や土鍋を使うとさらに美味しいご飯が炊けるらしいです。チャレンジしてみるのも楽しいかと思います。
節電生活も、被災地での生活も、「食べる」と言うのは最大の楽しみの一つだろうと思います。出来るだけ楽しんで、少しでも気分良く生活したいところです。