2011年04月08日
Killdozer
今回、偶々ネット動画などを見ていて知ったのがこちら「キルドーザー事件」。随分前(2007年)にはギガジンさんでも取り上げられていましたが、2004年にアメリカで起きた驚愕の事件です。
内容としてはウィキペディアの該当ページが実に詳しく出ていましたが、まとめると地元の市役所と新聞社と起きたイザコザから次第に追い詰められたとある男が最後には改造した装甲ブルドーザーを使いイザコザの発端のコンクリート工場と市役所、新聞社の社屋を全壊(!)させ、最後には自殺する、と言う驚くほか無いような凄い事件。ちなみにwikiによると「キルドーザー」と言うのは同名の小説があるそうでそれが由来だそうです。
この改造ブルドーザー。日本の小松製作所製のものをベースに2ヶ月の期間を使い、厚さ1cm以上の鉄板やコンクリートを使い操縦席部分を完全ガード。6台のカメラを備え、完全に外界と隔離された完璧な防御性を備えました。しかし搭乗後、内部からも溶接しているなど犯人である「マービン・ヒーメイヤー」は最初から脱出を考えていない様でした。
事実事件の最後は犯人の内部でのピストル自殺、と言う形で幕切れとなっています。
この事件、実は死者は犯人で自殺したマービンただ一人。このため一部ではマービンを「英雄」として見る者も居たそうです。
やった内容は勿論ほめられるものではありませんが、土地の権力者と新聞社により次第に社会的に追い詰められ、最後にはそれに対する復讐のみが残るような格好になったマービンは確かに同情する部分があります。
凄いのはやっぱり、改造ブルドーザーの威力。
上記の過剰(異常)なまでの装甲は「事」を最後まで完遂する、と言う目的の為に徹底された結果。
もちろん警察が止めようとし、銃撃も加えていますが全く効果なし。SWATも出動し、なんと手榴弾による攻撃まで敢行されていますが、ブルドーザーは殆ど無傷。
結局ラジエター故障により停止・各坐するまで何人たりともその行動を妨げることは出来なかったそうです。
事件後、このブルドーザーの解体はアセチレントーチで行われましたが搭乗口に到達するまでに12時間も掛かったそうです。
一説によるとこの事件以降、日本の小松製作所のブルドーザーはその堅牢さでさらに高い評価を得たとか。
どちらにしても日本ではちょっと考え辛い、凄い事件です。
以下にYOUTUBEに上がっていた動画を幾つか。他にもかなり上がっている様です。
内容としてはウィキペディアの該当ページが実に詳しく出ていましたが、まとめると地元の市役所と新聞社と起きたイザコザから次第に追い詰められたとある男が最後には改造した装甲ブルドーザーを使いイザコザの発端のコンクリート工場と市役所、新聞社の社屋を全壊(!)させ、最後には自殺する、と言う驚くほか無いような凄い事件。ちなみにwikiによると「キルドーザー」と言うのは同名の小説があるそうでそれが由来だそうです。
この改造ブルドーザー。日本の小松製作所製のものをベースに2ヶ月の期間を使い、厚さ1cm以上の鉄板やコンクリートを使い操縦席部分を完全ガード。6台のカメラを備え、完全に外界と隔離された完璧な防御性を備えました。しかし搭乗後、内部からも溶接しているなど犯人である「マービン・ヒーメイヤー」は最初から脱出を考えていない様でした。
事実事件の最後は犯人の内部でのピストル自殺、と言う形で幕切れとなっています。
この事件、実は死者は犯人で自殺したマービンただ一人。このため一部ではマービンを「英雄」として見る者も居たそうです。
やった内容は勿論ほめられるものではありませんが、土地の権力者と新聞社により次第に社会的に追い詰められ、最後にはそれに対する復讐のみが残るような格好になったマービンは確かに同情する部分があります。
凄いのはやっぱり、改造ブルドーザーの威力。
上記の過剰(異常)なまでの装甲は「事」を最後まで完遂する、と言う目的の為に徹底された結果。
もちろん警察が止めようとし、銃撃も加えていますが全く効果なし。SWATも出動し、なんと手榴弾による攻撃まで敢行されていますが、ブルドーザーは殆ど無傷。
結局ラジエター故障により停止・各坐するまで何人たりともその行動を妨げることは出来なかったそうです。
事件後、このブルドーザーの解体はアセチレントーチで行われましたが搭乗口に到達するまでに12時間も掛かったそうです。
一説によるとこの事件以降、日本の小松製作所のブルドーザーはその堅牢さでさらに高い評価を得たとか。
どちらにしても日本ではちょっと考え辛い、凄い事件です。
以下にYOUTUBEに上がっていた動画を幾つか。他にもかなり上がっている様です。