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　コチラの記事に出ているブドウ用パワードスーツ。武道用では有りません。葡萄用です。
　要するにブドウの収穫などをアシストしてくれる専用スーツで、既に実用化の目処も付いているとか。
　ポイントはモーターを使わず、基本動力（？）はバネを使用しており、重量は12kg程度に抑えられていること。価格は50万と高いようだけど、現状のこの種の機材が数百万や数千万当たり前なことを考えれば破格。
　機能は剪定作業時の屈伸運動を助ける膝部分に仕込まれたバネと、剪定の際に上げる腕を任意の場所で固定する機能の2つになっているそうです。
　ブドウの収穫ってブドウ狩りやった事あると判りますが、思った以上の重労働。これをサポートしてくれるこの機材は今後多いに期待が掛かります。

　ところで、やっぱりこの手の話になると気になっちゃうのが軍事転用。昔は軍事からの転用でしたが、先日のスマートフォンの話もあるように民間から軍事への転用も最近はかなり多くある話。
　実際、米軍が現在パワーアシスト付きのスーツを開発しているのも以前紹介したとおり。
　米軍のものは電動タイプのものでしたが、今回のものの様にモーターを使わず、基本バネのみで作れれば機能は限定されるのでしょうが、より長時間使い続けることが可能などのメリットも出てきます。
　恐らく今後の軍事開発でパワードスーツは間違いなく一つのトレンドになると思われますが、この様なライトモデルからフルスペックのヘビーモデルまで複数出てくるのが現実的なのでは無いでしょうか。
　どちらにしてもより興味深いことになって行きそうです。日本なんかはこの手の方面の技術は強そうなだけに是非頑張ってもらいたいものです。