2010年12月17日
超人兵士
メキシコサラマンダー、と言われても殆どの人は知らないと思います。
アホロートル、と言われると少し判る人がでてくるかな、と言う感じ。
でもウーパールーパー、と言われれば特に30代はすぐ判るんじゃないですかね。
1985年に日清焼きそば UFOのコマーシャルに登場し、一躍有名になったんで。
このウーパールーパー、メキシコサラマンダーと言うサンショウウオの一種の幼生成熟(ネオテニー)したものをアホロートル、と言うそうで、日本人に馴染み深い(ウーパールーパーと呼ばれる)ものは、このアホロートルの白変種(アルビノ)。
ウーパールーパーと言う名前はCM製作した広告代理店が命名したものみたいですね。
で、なんでこんな話がでてきたかと言うと、なんとこのウーパールーパーの酵素が凄いんだそうです。
コチラの記事なんですが、ウーパールーパーと言うのは多くの生物の中でも際立って高い再生能力を備えてるらしいんです。
それこそ、片手や片足もがれても生えてくるぐらいに。しかも10週間、2~3ヶ月ぐらいで再生しちゃう、と。人間だと骨折したらそれぐらい掛かりますが、奴らは骨どころか腕ごと無くなっても治っちゃうと。
で、この驚異的な再生力がウーパールーパーの持つ酵素によるものだ、と言うのが研究の結果わかったんだそうです。
さすがに、腕一本なくなっても生えてくる、ってのはすぐには無理なんでしょうけど、通常では死に繋がるような大怪我などでも生存できる、とすることも不可能では無いという風にできるんじゃないか、と。
この技術が確立できれば、非常に死ににくい、まさにアメコミに出てくるような「超人」を作る事も可能なのかもしれません。
既にその様な研究は多く為されているようですし・・・。
古くはヒットラーやそれよりさらに、はるか昔の中国などでも研究されていたらしい、「不死身兵」。
いたら本当に凄いんでしょうけど、怖いですね。