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　先日再生産も上がってきたM3ショーティー。東京マルイのエアショットガンシリーズの一丁。M3スーパー９０のショートモデルです。

　M3は有名なSPAS-12同様、オートモードを備えたショットガン。オートモードとはそのものズバリ、コッキングをせずとも次々に射撃を行えると言うことで、現在軍用ショットガン系で延びてきているシステム。連射が効くショットガンと言うのは非常に強力な殺傷力・破壊力を発揮できるため軍では大いに注目しているシステムです。
　しかし逆に警察ではその様な威力は不要、とし警察関係での採用は無い様。
　製造はイタリアのショットガンメーカー　ベネリ社。当初より公的機関向けとして開発されています。
　現在はベネリ社はイタリア最大の銃器メーカー　ベレッタ社の傘下に入っており、実質ベレッタ社の一部門となっています。
　非常に優れた命中精度を有しており、ショットガンとしては破格の性能を持っていると言われ「人質を傷つけずに犯人だけ無力化出来る」とまで一部ではウワサされるほど。この性能から一部のバウンティハンターやPMCなどが強い興味を示している様です。
　M3は一定以上の評価を受け、その後改良が加えられたM4としてアメリカ海兵隊等に採用されています。
　カテゴリー的には軍用銃（準軍用銃）ですが、日本国内でも狩猟用として購入が可能。その際には装弾数を3発までとする加工などいくつかが必要ですが、日本で合法的に持てる軍用銃として人気があるそうです。

　東京マルイから発売中のM3はエアコッキング、3発同時発射と言う同社オリジナルのショットガン。第一弾のSPAS-12、フルサイズのM3スーパー９０に次ぐ第三弾（スパスのバリエーションを入れたら第四弾）モデルとしてこのショーティーは登場しました。
　長大なスーパー９０はもとより、スパス１２よりも短く取り扱いが容易になる為サバイバルゲーマーに大いに支持され、一時期ショットガンユーザーが大きく拡がりました。
　しかし、シリーズ共通の悩みとして非常に重い（固い）コッキング、と言うものがあり、段々と「ツライ」と使用を断念していくユーザーが出てきて、現在では正直フィールドで１～２名、このエアショットガンシリーズを使っているユーザーを見かける程度となっています。
　確かにこのエアコッキングショットガンの固いコッキングは一定以上の腕力が要求され、万人向けとは言えません。これをショットガンとして運用しようと考えるとかなり体を鍛える必要があるでしょう。ある程度のコツを理解すればコッキングは大分楽になるとは言え。
　しかしこのモデルは東京マルイらしい、非常に高い命中精度を誇りるため、一部ユーザーには「スナイパーライフルと兼用」と言う使い方が行われています。
　エアコッキングならではの通年での安定した射撃性能と併せ、なかなかの効果を発揮しています。
　また室内戦などでは跳弾も考慮に入れての使用は思わぬ効果を発揮し、面白い結果となります。
　全体にちょっと他とは違った使い方、と言う部分があり使用者を選ぶ傾向はありますが、使いこなすと非常に面白いモデルであると言えます。

　近々、エアショットガンシリーズの小特集を組みたいですね。



東京マルイ
M3
SHORTY
販売価格： 15,120 円 144ポイント
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