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　大分定番化してきました、「今スポ」。
　毎回ランダム的に、適当に銃を選んでそれに関してつらつら書くだけのコーナー。今回は東京マルイ電動ガンＭＰ５の中からＪをチョイス。何故Ｊか、と言われれば単純に私が好きだからです。

　H&KのMP5シリーズは登場が1960年代後半、今から既に50年近くも前のモデルとなります。
　これだけ古い機種にも関わらず、今でも第一線で活躍し続ける高い実力を備えたモデルです。
　そのMP5の日本警察仕様がこのＪ。と言っても「Ｊ」の名称は東京マルイオリジナルで、実際にはMP5Ｆの一部変更モデル、と言う位置づけです。ちなみにＦとは「FLANCE」を指し、これは特徴である床尾板が大型化された、反動吸収性の高い新型ストックのことになります。これに大型フラッシュハイダー（俗にＮＡＶＹタイプと呼ばれます）を追加し、専用のマウントベースをセットしています。
　日本警察ではこのモデルを「特殊銃」とし、現在警察の特殊部隊「ＳＡＴ（Special Assault Team：特殊急襲部隊）などで主装備として採用しています。Ｆ以外にも通常のA5やSD6、Ｋなどの使用もされている様です。
　しかしこのＪは日本の特殊部隊として始めておおやけとなったＳＡＴが、その後のサッカーワールドカップなどでの警備に関する式典などで大々的に公開された際に装備していたこともあり、非常に国民に強く印象付けました。

　アメリカなどでは近年、犯罪者が防弾装備を身につけたりするケースも多くなり、MP5の9mm×19弾では威力不足が言われM4等が使われることも多くなってきており、徐々に世代交代が囁かれ始めていますが、まだまだその高い命中精度を筆頭とした高性能は充分に優秀で、今後も暫くは世界の警察、特殊部隊などで広く活躍していくだろうと思われます。

　そんなわけで我が国、日本で警察が使用する、と言うこともあり人気のＭＰ５Ｊ。以前ＴＶや雑誌でも公開された青いつなぎに黒のベストとヘルメット、黒覆面と言う姿に整然とMP5Ｊを持つ姿は非常にカッコよいものでした。
　　同社から発売されているプロサイトＩＩの使用を前提とした一本足タイプ用の専用マウントベースも付属で使い勝手も良い点も評価の高いポイントです。
　なによりMP5シリーズはA4A5、SD5/6、ＫやPDWも含め非常にサバイバルゲーム向きな内容となっています。
　色々なモデルがある中、このシリーズが特にゲーマーから支持される最大の理由はその軽さ。
　見た目に比べても非常に軽く、男性なら片手でも楽々扱えます。少し重量の増すＳＤ系、さらに少し重くなるRASと重いモデルもありますが、全般に「軽い」と言う大きな武器を持ちます。男性なら片手にもって走ることも不可能では無いでしょう。
　またK・PDWを除く機種ではバレル長もそこそこに取れ、構えやすい形状と併せ命中精度もなかなかに良好、とゲーム向けモデルとしての隙の無さ。
　唯一ツライ点としては装弾数が少なめである点が挙げられますが、これも最近ハイサイクルモデルと共に登場したドラムマガジンタイプの使用や、海外製マガジンを使用すれば解決できます。それに200連でも2本を連結して運用すれば充分な弾数を得られる為思っているよりも実は多連装マガジンの弾数は問題になりません。
　特にその軽量さから身体の小さい方や女性のゲーマーにオススメな本モデル。かなりオールマイティーな性格もあり、最初の一丁としても一押しです。




東京マルイ
MP5-J
　
販売価格： 21,168 円 201ポイント
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