2010年05月17日
歩~砲塔化~
歩の続きです。
構えながら歩く、と言う部分で「上半身を戦車の砲塔の様に」と説明したのですが、「イマイチ判らん」と言う方も居られるかと思いますので。
左の画像。3つの方向を狙っている画像になっていますが、まずこちらの画像を注目してください。
まず、へそから下の下半身。これは画像編集ソフトで3つの画像を重ねて一つにしたのですが、下半身はピッタリと合っています。もちろんそうなるように作った画像を重ねたわけですが、この画像を作るのに使っている[DAZ」には「人間の間接に沿って動かす」「人間の間接が曲がらない方向・角度に曲がらないようにする」と言う設定があります。完全ではありませんが、かなり優秀な機能です。
そのDAZで下半身は全く動かさず、腹と胸の間接のみ動かしこの画像を作っています。動かせる範囲は限定されますが、それでもかなり広範囲に動かせるのが判ります。
もう一点は腕と頭、肩から上の部分も変化していない、と言う点です。
別画像で別角度のもの(上と同じ画像ではありません)も見てみると、肩から腕、ひじの角度、銃のサイトと頭、目の位置関係が変化していないのがわかりますでしょうか。
この2つの画像はどちらも左の画像をベースにしています。
その隣の画像は同じ画像で上半身の動かしていない部分に線を引いてみました。この部分は動かさず、上記の通り腰から上、胸より下の部分の間接のみで角度を調整するようにするわけです。
ガンプラなどの可動させられる人体型を考えた時、左の画像の赤丸の部分にボールジョイントが入ってる、と考えてそこだけ動かすんだと考えてください。最初のうちは横方向、縦方向、とロボットダンスのような感じで動かすとさらに判り易いかも知れません。水平方向にウィーン、垂直方向にウィーンって感じです。
練習する時はまずはこの水平・垂直の動作をしつこくやり、イメージを固めます。椅子などに座って下半身を固定してしまうほうが良いかもしれません。
慣れてきたら立って、すりあし等と同じ下半身を作り(腰を落とし両足を前後に斜めにして立つ)、その状態で同じ様に上半身の向きを変える練習をします。
さらに慣れてきたら上半身の角度を決めて、その状態ですりあし移動をします。右上、と決めたらその状態を維持したまますりすり移動します。
最終的には移動中に例えば右上から左上さらに左下へと言う風に見る角度を変えながらを練習します。この時最初はもう、本当に戦車になったつもりで、砲の向きを変えるイメージです。
自由にサイティングしながら移動することが出来る様になったらOKです。
次回は移動方法をもう少し高度にしてみましょう。