2011年10月14日
ガンダム重機
yahooの「“ガンダム好き”の研究者が開発 日立建機の双腕式油圧ショベル(週刊ダイヤモンド)」と言う記事より。
ここ数年注目されてきている「双腕重機」に関する記事です。
このタイプのモデルですと、もっと小さいテムザック社の「T-53 援竜」が有名です(漫画などにも登場していますし)。
油圧式パワーアームを一本ではなく二本備えたことにより、片手で支えつつ片手で作業するなどのより柔軟性の高い活動を可能にしている点が大きなポイント。
今回の日立建機の「ASTACO」も二本の腕を持つ特殊建機です。
面白いのがASTACOは大きな主腕と小さな副腕と言う構成なところ。従来の重機に近いシルエットになっています(と言ってもやっぱりかなり異形ですが)。
大小の腕とすることで作業を分担する効果がより高まっているそうです。
また写真を見ても判るとおり援竜に比べるとかなりの大型機です。
この手の技術と言うのはやはり軍事での転用も常に考えられているもの。実用性に関してはクエスチョンが付くところもあるかと思いますが、自衛隊などは災害救助などでも活躍するだけにこの手の「より柔軟性を供えた機械」は大きな力となるかも知れませんね。
実はコチラにはもっと詳しく色々出てたり。動画もあったりします。併せてどうぞ。