2011年08月26日
FMP 9とアナザー
ミリタリー系が好きな方には人気の高いライトノベル「フルメタルパニック」の最新刊の新シリーズが2冊同時で発売となっておりました(23日発売だったようです)。
「マジで~」の方は従来シリーズの短編集の最新刊。恐らくシリーズ最終巻となるようです(あとがきによるともし今後何か出すとすればそちらは”サイドアームズ”で、となるそうです)。
長編とは大きく赴きを異にする短編シリーズ。今回は冒頭に前・後編で主人公たちがサバイバルゲームに興じる話。なんとコレだけミリタリーテイストの強いシリーズにも関わらずサバゲネタは初なんですね。なんだか実に見覚えのある光景、と言うシーンが幾つか続き、どこと無くこそばゆい感じのお話だったりします。
他にも300人(匹?)のぼん太くんが世紀末な「ヒャッハー」な集団3万人と戦う、まさに「スリーハンドレット」な展開のお話とか、掃除のおばさんとの心温まる話とか、あります。最後のお話は長編のお話の後日談も入っていたりします。
そしてもう一冊、「アナザー」はその長編より十数年経ってからのお話。
原作者の手を離れ新しい作家により始まる新しい作品、となるそうです。
こちらはまだ残念ながら読んでない(これから)のですが、従来シリーズのキャラクター達も多数登場するようです。
また従来シリーズで活躍したこのシリーズの主役たち「アームスレイブ(AS)」のその後も見れたりします。
どうもパラパラっと見た感じでは今巻では主人公は前シリーズで最後に少しだけ登場し、TVシリーズでは敵方で使われてたソヴィエトの「シャドウ」の発展型を使うようで、新主人公機の登場は次巻以降となるようです。表紙の青い機体は未だ詳細は全くの不明状態、と言う感じなようですね。
この先もまだまだ展開が楽しみな本シリーズ。是非より大きなものへと発展していくのを期待したいところです。