2011年07月30日
金属パーツの錆防止に!:シリコンメンテナンススプレー
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知ってる人は知っている、知らない人は損してる、そんなちょっとした知識。
シリコンメンテナンススプレーを使った錆防止メンテナンスです。
昨今は拘りのモデルも増えて金属パーツを多様したモデルが増えてきました。
ただ、金属はその宿命としてどうしても「錆(サビ)」から逃れることが出来ません。
濡れた状態で放置したり、湿った状態にしておくとすぐに錆びてきます。特にスチールはそれがテキメンに現れます。
もちろんエアガンパーツも錆び辛くなるよう表面を処理してあったり(黒っぽい色はその処理の色です)するんですが、それでも条件を悪くするとすぐ錆びます。
で、その条件の悪いと言うのは何かといえば一番悪いのの一つが汗、皮脂の付着した状態で放置しておくことです。
人間の体液はほぼすべて、塩分がかなりの濃度で含まれて居ます。ですのでこれらが付着した状態で一定の温度の条件下に放置すれば瞬く間に錆び出します。
コレを防ぐには使用後には常に綺麗にしておくのが重要です。
またそれらの汚れが表面に接触しても付着しづらくしておけばかなり効果的に防ぐことが可能になります。
そんな便利なものが、「シリコンメンテナンススプレー」です。
表面に軽く一吹きしておいてもそれなりに効果がありますが、やっぱりより効果を得るためにはティッシュやガーゼなどにオイルをスプレーし、そのオイルを丁寧に塗り拡げるように塗布していくのが最適です。
軽く、表面を撫でるようにオイルが染み込んだティッシュで拭くと一瞬濡れた様になり、そのあとサッと乾くと言う感じで。これを全体に万遍無く繰り返すと表面に薄くオイルの膜が出来たようになります。また当然汚れも拭き取れますから一石二鳥です。
汚れを拭き取り、かつ表面にオイルの薄い膜を作り以後汚れをつき辛くしてくれますのでこれは非常にオススメ。大小、様々な金属部分に行うのをオススメします。また金属部分以外でも木製パーツの場合も表面にオイルが刷り込まれて保護に繋がります。ニスで既にコーティングされている場合はそこまで必要ではありません(軟らかい布で拭くだけで充分です)が、特に表面をコーティングしたりしていない場合はオイルが徐々に染み込みより良い雰囲気に仕上がって行きます。
注意点としてはゴム・樹脂系パーツにはあまり行わない方が良いかも知れません。
シリコンスプレーは最小限にしていますが、オイルは基本的にゴム・樹脂を侵しますから脆くなったりして割れやすくしてしまったりします。
それほど神経質になる必要はありませんが、わざわざオイルを含ませたもので拭いたりはしない方が無難でしょう。