2011年07月31日
これは画期的!:面白情報
これは実に画期的です。
3月の地震の際、道路が分断され物資の搬送が行えず大きな問題となりました。
主要都市部はまだしも山間の奥などにある村や町は長期間水も食料も医薬品も届かず大変な苦労をされています。
このときTVなどでも繰り返し出てきた話題が「空中投下」による物資搬送。映画やアニメなどでよく出てくる上空をパスする航空機からパラシュートを付けたコンテナを投下する、あの方法です。
しかし日本の航空法は如何なる理由を持ってしても「航空機から物を落とすのは禁止」なんだそうで。
まあ、確かに平時においては危険ですし判りますが緊急時は別だろう、と。
とは言え上記のパラシュートコンテナも危険性が高いのは事実だそうで、実は結構着地時に怪我人を出したり何かを壊したりと言うのは多々あるんだとか。パラシュートが風の影響を諸に受けてしまう、と言うのも影響するんでしょう。
で、そんな諸々の問題を上手く解決する研究と言うのは当然されており、その一つの結果が今回紹介するもの。
その名も「コプターボックス」。
その昔の子供のおもちゃのようにクルクルと回転しながら落ちてくる、と言うもの。昔からあったものだけどこう使うか、っと関心させられるものがあります。
回転することで風の影響を最小にし投下位置の範囲をかなり絞ることが可能になります。
サイズはそれほど大きく無いようですが、複数を同時投下などもある程度可能そうですし緊急時の物資搬送にかなりの威力を発揮してくれそうです。
今後の災害時などに大いに活躍してくれそうなこのアイテム。是非効果的な運用が可能な法整備なども含めた使用環境の整備が進むことを願うところです。