2011年07月09日
LAノワール簡単レビュー:ゲーム
先日お話した「L.A. NOIRE」、AMAZONから到着しましたので早速プレイしてみました。
内容はプレイヤーはLAPD(ロサンジェルス市警)のオフィサー(警察官)として次々に起こる事件を解決していく、と言う割とスタンダードなストーリー。
GTAシリーズやRDRがアウトロー(無法者)、犯罪者サイドの人間をプレイキャラクターにしていたのとは真逆の立ち位置となるのが面白いところ。
ゲームの基本システムは上の2作同様のオープンワールドスタイルですが、実際には「警察官」として日々職務に当たるわけでそれらの様に街中を自由気ままに走り回る、と言うわけには行かず指定された事件現場へ基本的に直行となります。
スタート~序盤は主人公は制服警官です。相棒と二人でパトカーで移動します。
最初のシナリオは男性が頭部に2発の銃弾を撃ち込まれ殺害される、と言うもの。この現場で証拠品の捜索をする、と言うものになります。
現場には偉そうな殺人課の刑事が二人待っています。
犯行に使われた銃が現場に投げ捨てられた、と言うことでそれを探せと命令されます。
具体的にどの辺りを?と聞くと「適当にやれ、奇跡が起こらなくても俺は一向に構わん」 とまるでヤル気など無いと言う態度でさっさと行ってしまいます。
相棒と二人、手に懐中電灯をもって現場を捜索します。
今回は初回と言うこともあり、説明が色々出てきます。
このゲームでは不審なものや証拠の品のそばに来た際にはBGMが止まりコントローラーに振動が掛かります。その際にボタンを押すと捜査対象を注視したり、手に取ったりします。
現場に残された様々なものや情報を集めていくと犯行に使われた銃を発見します。コントローラーの振動があればさして苦労はしませんが、この機能はOFFにすることも出来るとか。そうすると難易度は一気に上がります。
犯行に使われたのはS&Wの大型リボルバー。パールグリップが特徴的です。
相棒と共に更なる情報を求めて銃砲店を訪れます。
店主に話を聞くとそのモデルは特殊で数も少ないとか。台帳を見せてくれるように言うと快く協力してくれました。
台帳を見て行き、該当するモデルのパールグリップを着けた銃の所有者が判ります。実際に台帳の上の指を操作し、探し出すなど細かい演出も良く出来ておりより現実感を感じさせてくれます。
台帳に有った住所を手帳に書き留めその場所へ向かいます。
この手帳はシステム上非常に重要。あらゆる情報や証拠の品、考えなどがこの手帳に書かれていきます。またこのゲームのシステムの一つ「直感」もこの手帳から操作します(序盤は使えませんが)。
移動は基本的に全て車で行います。
自分で運転しても相棒に運転してもらってもOKで、自分が運転中はボタンを押すと相棒が道案内をしてくれます。
この案内が微妙にカーナビ的で何と言うか微妙に判り辛く曲がる角を通りすぎたりしますw
何とか到着し、容疑者宅に入るといきなり相棒が容疑者に殴り倒されます。
そのまま格闘戦となります。タイミングよくボタン操作を行い相手を倒します。
倒すと相手を拘束しますので復活した相棒に任せて室内を捜査します。棚の上の手帳を発見し手に取ると名前と数字がびっしりと書き込まれています。よく見ると先ほどの殺人課刑事の名前を発見しますが、相棒に「それ以上首を突っ込むのは危険だ」との助言により手帳を戻しこのシナリオが終了となります。
ゲームの1シナリオはどうもそれほど長いものではなく、序盤は10分~30分程度で終わるものばかり。
制服編はこの後2つ3つシナリオをクリアすると昇進して交通課の刑事となります。ある意味、ココからがこのLAノワールの本当のスタートと言えるかもしれません。
主人公自身、警察官になる前の軍人時代(海兵隊だったようです)になにか事件を抱えたようで当時の夢のような映像がシナリオの合間に挟まってきます。これも今後ストーリーに大きく絡んできそうです。
ゆくゆくは殺人課刑事となり、1940年代当時に現実のLAを震撼させた猟奇殺人事件を再現したシナリオなどをプレイすることとなるなど、よりストーリーは壮大なものへとなっていく様で今から楽しみです。
このゲームは休みの日に一気に進める!とかではなく、仕事から帰ったら1~2シナリオを寝る前に楽しむ、と言う感じの緩いプレイの方が向いていそうです。ガツガツとプレイするのではなく、ゆったりと1シナリオ1シナリオをジックリと楽しみ尽くすようにする、と言うか。
また機会があれば簡単レビューを書いてみたいと思います。