2011年04月12日
おじいちゃんに学べ!火の焚き方
昨日のガス無しライターで火を着ける、は言わばマッチの火を作るようなもの。当然あの火だけでは何も出来ず消えてしまいます。
あの火を大きくし、調理や暖を取るのに使えるようにしなければ意味がありません。
ですが、キャンプなどで焚火をやったことがある方はご存知の通り、実は火を育てると言うのは思っているほど簡単ではなかったりします。そこには確かな技術が必要になったりします。
今回はその技術を実に判りやすく説明してくれている動画を一つ。「上野三津夫さん」という里山に生活されている方が実演してくれています。
まずは動画を見てみてください。
実に鮮やか。アッサリと驚くほど簡単に火を大きくしています。
これを見ると簡単簡単、と言う感じですが、これには少々というか、結構、知識とコツが必要になります。
順を追って説明しましょう。
まず、最初に拾っている「杉の枯葉」。
種類によって若干異なりますが、杉の葉ってのは左の様な「もじゃもじゃ」とした奴です。
こいつは落ちて枯れると真っ赤(茶色)な色になります。雨などで濡れていなければこいつは物凄い瞬間火力を誇る超が付く優秀な着火材になります(実は少々湿ってるぐらいだと使えることも多々あり)。
まずこれをひとかたまり手に入れておくと最高です。
ただ、これだけでは「バーーー」と燃えたら直ぐに燃え尽きて終わってしまいます。この火を維持し、さらに大きく強くする為の次のポイントがあります。
それが「細い薪」。
おじいちゃんが上の方から抜いてる細めの薪。動画では「細いのもあると便利です」とか言ってますがこれこそがポイントです。
細さはタバコぐらいのから人差し指ぐらいのまでで量は少々多めで。薄いのとかもグーです。
で、杉の葉の上にこいつらを適当に置きます。出来るだけ細いのや薄いのを中心に。
この状態で杉の葉に火を着けると一気に燃え上がりそしてこの細い薪に直ぐ燃え移ります。逆に言えば最初の杉の葉に付いた火で燃え移るぐらいの太さの薪、と言うことです。
あとはこの細薪に付いた火をそれよりもうちょっと太い薪に着けて、それを数を増やして火力アップして、さらに太めの薪に・・・と順を追っていけば簡単に火を強く大きくすることが可能なわけです。
杉の葉以外にももしゃもしゃとしたもの(カンナクズなんて最高)は良く燃えます。要するにもしゃもしゃ・フワフワしたものって全般に良く燃えるんです。森に行くとツタの枯れたものなんかも結構使えます。
自然物以外でオススメなのがガムテープ(クラフトテープ)。ビーっと引き出して適当に軽くクチャクチャっと丸めて真ん中に置くと実に良い着火材になります。また牛乳パックや同様のジュースやお茶のパック。あれも内面のロウの効果で良く燃えます。
色々試してみてください。
最終的には火の扱いは経験の差、どれだけ慣れているかが物を言います。機会があったら是非積極的にチャレンジしてみて下さい。ただ、もちろん火の扱いは危険を伴いますのでバケツに水を用意するなど、万が一への備えはお忘れなく。
あの火を大きくし、調理や暖を取るのに使えるようにしなければ意味がありません。
ですが、キャンプなどで焚火をやったことがある方はご存知の通り、実は火を育てると言うのは思っているほど簡単ではなかったりします。そこには確かな技術が必要になったりします。
今回はその技術を実に判りやすく説明してくれている動画を一つ。「上野三津夫さん」という里山に生活されている方が実演してくれています。
まずは動画を見てみてください。
実に鮮やか。アッサリと驚くほど簡単に火を大きくしています。
これを見ると簡単簡単、と言う感じですが、これには少々というか、結構、知識とコツが必要になります。
順を追って説明しましょう。
まず、最初に拾っている「杉の枯葉」。
種類によって若干異なりますが、杉の葉ってのは左の様な「もじゃもじゃ」とした奴です。
こいつは落ちて枯れると真っ赤(茶色)な色になります。雨などで濡れていなければこいつは物凄い瞬間火力を誇る超が付く優秀な着火材になります(実は少々湿ってるぐらいだと使えることも多々あり)。
まずこれをひとかたまり手に入れておくと最高です。
ただ、これだけでは「バーーー」と燃えたら直ぐに燃え尽きて終わってしまいます。この火を維持し、さらに大きく強くする為の次のポイントがあります。
それが「細い薪」。
おじいちゃんが上の方から抜いてる細めの薪。動画では「細いのもあると便利です」とか言ってますがこれこそがポイントです。
細さはタバコぐらいのから人差し指ぐらいのまでで量は少々多めで。薄いのとかもグーです。
で、杉の葉の上にこいつらを適当に置きます。出来るだけ細いのや薄いのを中心に。
この状態で杉の葉に火を着けると一気に燃え上がりそしてこの細い薪に直ぐ燃え移ります。逆に言えば最初の杉の葉に付いた火で燃え移るぐらいの太さの薪、と言うことです。
あとはこの細薪に付いた火をそれよりもうちょっと太い薪に着けて、それを数を増やして火力アップして、さらに太めの薪に・・・と順を追っていけば簡単に火を強く大きくすることが可能なわけです。
杉の葉以外にももしゃもしゃとしたもの(カンナクズなんて最高)は良く燃えます。要するにもしゃもしゃ・フワフワしたものって全般に良く燃えるんです。森に行くとツタの枯れたものなんかも結構使えます。
自然物以外でオススメなのがガムテープ(クラフトテープ)。ビーっと引き出して適当に軽くクチャクチャっと丸めて真ん中に置くと実に良い着火材になります。また牛乳パックや同様のジュースやお茶のパック。あれも内面のロウの効果で良く燃えます。
色々試してみてください。
最終的には火の扱いは経験の差、どれだけ慣れているかが物を言います。機会があったら是非積極的にチャレンジしてみて下さい。ただ、もちろん火の扱いは危険を伴いますのでバケツに水を用意するなど、万が一への備えはお忘れなく。