2011年02月02日
音速の壁
まるで海獣の「イッカク」の様なスタイルのこの飛行機。現在NASAが研究開発している「音速を超えてもソニックブームを出さない機構」の想定図だとか。
ソニックブーム、日本語では衝撃波なんて呼びますが、「音速の壁」と呼ばれるものを物体が超えた時に発生する波と音です。
これはガラスぐらいアッサリと割りますし、近くなら人間も吹っ飛ばしたりするぐらいのものですが、なによりその音が凄い。空気の壁そのものを突き破るわけですが、その際の音は正に「爆音」です。
ちなみに身近なものとしては雷の「ゴロゴロ」って音。アレも空気が落雷に引き裂かれて出る音なんです。
で、このソニックブームの轟音のおかげで飛行機は人が住んで居る傍なんかでは音速を超えるわけには基本的に行かないですし、例えばステルス機なんかも隠密で行動する場合は音速以下で飛ぶわけです。
その「音速の問題」を何とかしよう、と言うことがこの実験な訳です。
まあ、見ての通り先端部分に長いポールをセットし、先にコレで音速の壁に穴を開けて、その後に機体が壁に突っ込む、そんなイメージでしょうか。
実際のところ、こんなもので何とかなるのか、判りませんが案外兵器に限らず、問題って単純なアイディアで解決したりするものです。これも軍用機だけでなく、民間機にも大きな恩恵があるものだけに、是非結果に繋がってくれると良いですね。
ソニックブーム、日本語では衝撃波なんて呼びますが、「音速の壁」と呼ばれるものを物体が超えた時に発生する波と音です。
これはガラスぐらいアッサリと割りますし、近くなら人間も吹っ飛ばしたりするぐらいのものですが、なによりその音が凄い。空気の壁そのものを突き破るわけですが、その際の音は正に「爆音」です。
ちなみに身近なものとしては雷の「ゴロゴロ」って音。アレも空気が落雷に引き裂かれて出る音なんです。
で、このソニックブームの轟音のおかげで飛行機は人が住んで居る傍なんかでは音速を超えるわけには基本的に行かないですし、例えばステルス機なんかも隠密で行動する場合は音速以下で飛ぶわけです。
その「音速の問題」を何とかしよう、と言うことがこの実験な訳です。
まあ、見ての通り先端部分に長いポールをセットし、先にコレで音速の壁に穴を開けて、その後に機体が壁に突っ込む、そんなイメージでしょうか。
実際のところ、こんなもので何とかなるのか、判りませんが案外兵器に限らず、問題って単純なアイディアで解決したりするものです。これも軍用機だけでなく、民間機にも大きな恩恵があるものだけに、是非結果に繋がってくれると良いですね。