エアガン、電動ガンのカスタムパーツの事ならARGUS（アーガス）にお任せ！

　ヤクザ映画（任侠映画、って言います）なんかでは定番の責任の取り方「小指を詰める」。
　小指を詰める、つまり切り落とすわけですがこれって何でか知っています？
　何故、薬指や中指では無く、小指なのでしょう？
　小指と言う指は古くから東洋医学などでは身体の重要な器官との繋がりも有ります。また精神と深く繋がっている、と言う説も有ります。
　しかしそれら以上に現実的な意味があるんです。



物を握る上で重要な小指
　明らかな事実の一つとして小指は物を力を込めて握る上で非常に重要な指であると言うことです。
　試しに木刀や1m弱程度でそこそこの重さがある棒などを片手で持って振ってみましょう。
　最初は五本指で。以後、指を順番に一本ずつ立てて。
　親指を立ててしまうと流石に棒を持って振り回すなど殆ど出来ません。
　人差し指は案外問題なさそう。
　中指、薬指もほぼ同様に（薬指だけ立てるのはちょっと難しいですが）。
　ただ、小指を立ててしまうとやはり木刀等を振り回したり、力を込めて握るなどが出来ません。あまり勢い良く振り回すとスッポ抜けて飛んで行きそうになるはずです。
　つまり、小指とは物を握る上で非常に重要な役割を担っていると言うことが判ります。
　ちなみに同様に重要な親指ですが、ヤクザの世界でも情はあって、「箸を使うのに必要な指」は出来るだけ残す、と言う暗黙の了解が有るようです（昨今は指なんて詰めても駄目、ってケースのが多いそうですが・・・）。
　どちらにしても、単にものを掴むだけなら何とかなっても、武器として振り回したり、自在に操るには小指は非常に重要である、と言うことが小指を詰める最大の理由だと言えます。

小指を使う
　銃を握る上でも小指は非常に重要、と言えます。
　上記のことから小指が物を握る上での要となることは何となくイメージ出来ると思います。ですので銃をグリップする時にもまず小指の掛け方、力の入れ方に注視してみてください。
　正直、「こうやりなさい」と言う点はあまりありません。と言うか言えません。人により握り方や手の大きさ、握力など様々な要素が絡み一概には言えないからです。
　ただ、小指の使い方に少し注意を払い、力の要を小指に置いて、薬指はその直接的なサポートをイメージし、中指は割と添えるだけ。人差し指はトリガーを引きますから独立しています。
　親指は小指同様に非常に重要な指ですが、他に比べ非常に力が強いので、どちらかと言うと力を込める、と言うより小指・中指コンビが掛ける力を受け止めるようなイメージで行くと具合が良さそうです。
　この様に握り方をさらに細かく、様々な要素を検証するように自分のグリップをさらに進化させていって下さい。
　ハンドガンでは特にグリップは入念にチェックしてあげることは非常に効果的だと言えます。