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2010年12月20日

ガスブロックって何ぞや?


 昔(今から20年前とか30年前)に比べると日本人も随分海外に遊びに行ける様になりましたし、海外で実弾射撃をやったことあるよ、って方も当時とは比べ物にならないぐらい増えました。
 当時は本当に海外の情報と言うのが少なく、特に銃なんて一般市民に縁の無いものの情報なんて本当に少なく、それゆえに今では信じられないような勘違いが幾つも存在してました。しかもそれが一般ユーザーだけでなく、エアガンを製造・販売するメーカーの開発スタッフにも多数ありました。
 今は開発スタッフが実際に海外で実物を徹底的に確認したりしてから製作されているので実物にしっかりと則した操作・動作が可能になっています。
 ただ、やっぱり実物では無いが故、あまり我々にはピンと来ない部分と言うのもあります。
 そんな部位の一つがM16系のガスブロックやガスチューブと言う部位。
 この部分は実銃では無くてはならない、作動のキモとも言うべき部分なんですが、エアガン(ガスガン・電動ガン含む)では作動上必要では無く、形状を再現するにとどまっています。
 今回はこの「ガスブロック」部分がなんの為に存在しているのか、と言う点です。
 明日からのサバイバルゲームでも何の役にも立たない、正に自己満足の為の知識です。

フロントサイト?ガスブロック?
 まずM16系/M4系のガスブロックってどこや?って話ですが、ノーマルはフロントサイトそのものです。
 あのフロントサイトのバレルの周りの部分がガスブロック。M16/M4系はガスブロックの上に直接フロントサイトが乗っかってる格好なわけです。
 フロントサイトを別の形状にしたり、不要である場合なんかの為に取っ払って、でもガスブロックとしての機能が必要なので存在しているのがカスタムガスブロックな訳です。

ガスブロックの役割
 さて、このガスブロックの役割ですが、これはなんなのかと言うと、エアガンで言うところのブローバックアクションで必要な部分になります。
 ブローバックはガスガンや電動ガンでは「単に動くだけ」の域を出ませんが、実銃ではこの作動により打ち終わった薬莢を薬室から排出し、次弾を装填します。自動装填・排莢の動作がこのブローバックです。
 このブローバックは実銃では発射の際の火薬の燃焼ガスをその動作のエネルギーとします。トイガンとしてのガスガンはこういった部分で実銃により近い、と評価される点でもあります。
 要するに薬莢のお尻を叩くと火薬に火が付き爆発、爆発して膨張するエネルギーを銃は発射と次の発射の為の準備に利用しているわけです。
 この発射ガスの利用の際、M16/M4系はバレルの途中にセットされたこのガスブロックで部分的に取り出し、本体側へUターンさせているわけです。つまりガスブロックが無いとブローバックアクション自体が起こせず、ボルトアクションライフルの様に一回ずつ発射後にボルト操作をして排出・装填作業をしなくてはいけなくなるわけです。

なんであんなところについてるの?
 M16/M4系はバレルの途中にガスブロックが有ります。
 これは勿論理由があります。
 M16系に限らず、殆どのライフルは火薬が激発された直後では無く、ある程度遅れてからブローバックが起きるようにしています。
 理由は弾が銃身を通って外に出ようとしているときにブローバックアクションが起きてしまうと当然銃が振動し、その振動は弾にも伝わり、命中精度に悪影響が出てしまうからです。
 理想では弾が銃口から出たあとにアクションが起きる事で、様々な方法が模索されました。
 最も単純な方法はブローバックする部位であるボルト自体を重たくしてしまうこと。大型弾とかと言っても重量は高が知れてます。それよりはるかに重たいボルトの重さを調整し、動き出すのを遅らせれば弾の方が先に銃口から出て行ってくれます。
 ただ、この方法には重大な欠陥があります。それはボルトを重たくする、と言うことはそれだけ慣性の力も大きくなり、反動が極端に強くなってしまうわけです。反動が強いと言うのはそれだけ撃つのが大変になります。コレはイマイチ上手くありません。
 そこで考えられたのがスタート位置をずらす事でした。
 弾が火薬の爆発に押され始めた時にはまだブローバックの方には爆発エネルギーは行かず、弾が有る程度進んだところで初めてエネルギーが行くようにすれば良い、と言うわけです。
 この最も単純な方法は弾自体をフタに爆発ガスを後ろに抑えながら進み、ルートの途中で分岐を設けて弾の進む方と別の方向へガスを分岐させればよい、と言うわけです。
 この分岐点がガスブロックの位置と言うわけです。

リュングマン方式
 この位置に分岐点を設けた方式は実に上手く、M16系は命中精度も高く、さらに分岐部分やガスが流れ込んで動作する部分のパーツも軽量で少なくて済むので反動も軽く制御しやすいといい事尽くめでした。
 この方式はリュングマン式と呼ばれています。特徴は上記の通り、ガス(燃焼ガス)をバレルの途中で分岐させ、本体側へと戻し、直接ボルト(ボルトキャリア)にガスを噴き付け作動させている点です。
 大きなメリット(パーツ点数が少なく、かつ軽いので反動も軽い)を持つことから非常に優れた方式とは言えるのですが、何故か現在採用しているのはM16系列のみとなっています。
 これはこの方式に大きな問題点があるためです。

リュングマン式の問題点
 その問題点と言うのはこの方式がガスを直接ボルトキャリアへと噴きつけると言う点にあります。
 この方法はパーツを大きく省略できた、正にこの方式のキモではあるのですが、高温の燃焼ガスを吹き付ける、と言うのはやはり吹き付けられる側からすれば大きなストレスでパーツの寿命が極端に短縮してしまいます。
 また燃焼ガスにはどうしても未燃焼な、「カス」になるものも含まれる為に作動不良の原因となる汚れ・カスが多量に付着します。このため頻繁なクリーニングが必須となるわけです。
 現行ではパーツ素材の向上やクリーニングの徹底化で凌いでいますが、根本の解決策はありません。
 一部(HK416など)ではガスを直接吹き付けず、間接的に動作させる方法も考案していますが、やはり完全な解決には至っていないようです。
 ちなみにリュングマン式、と一般的にも呼ばれていますが、M16系列で実際に使用されているのはユージン・ストーナーが特許を取得した改良タイプです。

まとめ
 現在も米軍の主力たる、M16系(アーマライト系)。今後も暫くはM4が主力の座を維持し続ける様子なだけに今しばらくはこのガスブロックを持つモデルを目にする機会は多そうです。
 今後、米軍の新主力となる銃がどんなものなのか、こういった作動の部分でも注目して見ると面白いかも知れません。
 またエアガンで各種カスタムパーツを組み込みするときも、ガスブロックはどうしてもエアガン的には特に機能の無い部分だけにおざなりになってしまいがちですが、理解して考えると重要な部分だけにチョイスの目にも変化が生まれるかもしれません。
 今回お話したのはネットで見るとすぐに判る話ばかり。ネットではより細かな作動順序などを紹介しているところも多数有りますのでそう言ったところを探して見るのも良いかと思います。
 最後に作動の動画を載せて起きますので、参考にして下さい。

 前半にスタンダードなガス直接噴射式、途中からHK416などで採用されたピストンを仲介に入れたタイプの説明になります。
 3D CGなので非常に判りやすい動画になっています。





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