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2010年12月01日

今、もう一度スポットを=PSG-1=

今、もう一度スポットを=PSG-1=
 今回は発売から現在まで高い人気を誇りながらもその運用の難しさからなかなか立ち位置が微妙なモデル、PSG-1にスポットを当ててみましょう。

 PSG-1は現在世界的にもトップクラスの性能と知名度をもつオートマチック狙撃銃です。
 口径は7.62mm、ベースとなるG3と基本は同様です。
 通常のG3から特に精度の高い個体を選び出して狙撃銃化しているSG-1と違い、最初から別ラインにて高い精度を出すべく製造されているPSG-1はSG-1やその他のオート狙撃銃とは一線を画す高い性能を実現しています。
 PSG-1が開発された背景にはミュンヘンオリンピック事件が必ず出てきます。
 平和の祭典であるオリンピックの選手村がテロリストにより占拠され、選手を含む非常に多くの犠牲者を出したこの事件は対テロ戦闘に多くの課題を突きつけられることとなります。
 その中の一つが狙撃に関して。この事件では複数の犯人が多くの人質を取ったため犯人の何人かを狙撃で倒しても残った犯人が人質を殺害する、と言う最悪な展開を見せました。このため短時間に複数標的を沈黙させられる、連続射撃に強いオートマチックタイプの狙撃銃の必要性が大きくクローズアップされました。このことからPSG-1が開発されたと言われています。
 PSG-1は非常に高価で世界中でも装備できるのは余程予算が潤沢に廻される部隊のみ、と言う状況ではありますが、それらの部隊では確実に成果を上げているそうです。

 東京マルイの最大級の電動スナイパーライフル、PSG-1は1995年12月の発売。今から15年前のモデルとなります。
 他の電動ガンと違い、唯一の狙撃専用モデルであり、フルオート機能が無いという点が大きな違いとして挙げられます。
 セミオートオンリー、しかも狙撃モデルとしてトリガーの即応性をより向上させるため、このモデルのみで使用されるVer4メカボックスを採用となっています。
 実銃同様、スコープまでがセットとなっており、箱を開けバッテリーを繋げばすぐに狙撃を開始することが可能です。
 付属スコープはメーカー出荷時に既にゼロインが済ませてある状態で、本当にすぐに使用可能。性能は今の目で見ると少し物足りない、1incチューブ40mm径4倍固定と言うスペックですが、このスペックはPSG-1の基礎性能と非常に良くあっており、実に過不足無く使うことが出来ます。どうしても倍率変動や大口径のスコープが欲しい場合は社外のマウントベースパーツなどを使えばスコープ交換をすることは不可能ではありません。
 狙撃に特化した構成となっており、ベースモデルであるG3シリーズとは実は殆ど互換性はありません。精々がマガジンが共用程度で、メカボックス内を含む内部パーツはもとよりフレームやグリップ、ハンドガードなどに関しても互換性はありません。シリーズ的には「G3ファミリー」内ですが、実質的には全く別のモデルだと考えたほうが良いでしょう。
 ただ、それだけハッキリとした割り切りの中で作られているだけに性能は非常に優秀で、カスタムなどをしない状態でも実に優れた命中精度を発揮してくれます。
 またこの高い性能を維持するため、パッケージにも他製品以上に注意が払われ、非常に優れたパッケージとなっています。下手なソフトケースに入れたりせず、普段からこのパッケージに収納するのをオススメするほどです。
 面白いことに東京マルイの電動ガン中、あまり注目されませんでしたが最初にブローバックを実現したモデルでもあります。
 外見も実に良く出来ており、実銃のスマートでありながら迫力のスタイルを余す所無く再現しています。
 この様に、電動ガンとして実に優れたモデルでゲーマー人気も高いのですが、実はフィールドでそれほど頻繁に見かけるモデルか、と言うとそうでもありません。
 まず、非常に大きい為運送にはかなりの労力が要求され、現地まで車での移動で無いとかなりツライ事となります。
 またフィールド内でも大きさの為に機動力が大きく制限されてしまうことが多く、ポジション取りがどうしても消極的になりがちです。さらにそれだけのサイズにも関わらず、フルオート射撃が出来ないため近距離での撃ち合いとなってしまうと勝率がかなり低くなってしまうなどの問題があります。
 これらの点から「運搬に苦労が多く運用に制限が付きやすい」実に扱いの難しいモデルとなってしまっているわけです。
 このためその高い人気とは裏腹にフィールドへの出撃回数が段々と減ってしまい、結果自宅待機になりやすいモデルだと言われています。
 実際、これらの難点は全て事実であり、PSG-1の運用は他とは全く違ったものが必要となります。
 以前にスナイパーライフルの特集の際にもお話したポジション取りに関してはこのモデルでは特に重要です。ポジションによってはは圧倒的な戦力となることもありうるためフィールドの研究は特に重要となるでしょう。
 フルオート射撃に関しては、以前一部のカスタムショップで「PSG-1のフルオート化」と言うカスタムメニューを行っていましたが、これはオススメは出来ません。フルオート化すれば確かに他のモデルとの戦闘時に有利にすることも出来ますが、銃自体の寿命を極端に縮めますし、最大の特性である命中精度の高さをスポイルすることになります。もしどうしてもフルオートが必要であれば、今ならマイクロSMGや電動ハンドガンを持つほうが現実的だと言えるでしょう。
 どちらにしてもこのモデルはユーザーの資質や実力によって大きく力を発揮することが充分可能では有ります。
 オススメか、と言われれば正直あまりに難しい、と言う部分もあり万人向けとは言えません。しかしそれでも!と思う方には強くオススメできます。性能自体は非常に優れたものを持つだけに、それを自在に使いこなせれば大いに活躍が期待できます。
 是非、我こそは!と思う方はチャレンジしてみてください。
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東京マルイ
H&K
PSG-1
販売価格: 41,328 円 393ポイント

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