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2010年12月13日

二丁拳銃

二丁拳銃 人間の手は右手と左手の二本。せっかく二本あるならその両方に銃を持たせたら火力は二倍!
 と言うわけで昔から二丁拳銃と言うスタイルがあるわけですがこの二丁拳銃、所謂リアル派や実戦派の方からは兎角嫌われます。
 曰く「非効率」、曰く「素人」っと。
 確かによくよく考えて見ると両方の手に銃を持ってしまうのは色々と問題が発生するのは事実。
 でも両の手に銃を持っての戦闘スタイルはやっぱりカッコイイんです!
 そんなわけで今回は二丁拳銃、または両手にライフルなどを持つと言うスタイルに関してです。

二丁拳銃二丁拳銃の理想と現実
 二丁拳銃はアニメや漫画では定番のスタイル。ヒーロー達は銃を左右に縦横無尽に振り、瞬く間に並居る悪漢どもを薙倒して行きます。その活躍は実に爽快ですが、現実はなかなかそう上手くは行きません。
 まず最大の難関として長年二丁拳銃愛好者の前に立ちはだかるのが「マガジンチェンジ問題」
 銃はそれがハンドガンであろうがライフルであろうが、装填されている弾数分しか発射は出来ません。どんな高威力でもどんな高性能での弾が無くなれば全くの役立たずです。
 通常は残弾が切れた瞬間にマガジンをリリースし、新しいマガジンを装填するわけですがこの作業は銃を片手で保持し、もう片方の手で空マガジンを引き抜き、新しい物を交換する、と言う手順で行います。
 ところが、二丁拳銃の場合その交換作業をしてくれる手にも銃が握られています。このため不可能では無いにしても作業性は極端に低下し、非常に効率が悪くなっているわけです。この点が否定論者からは長年突っ込まれ、信者の頭を悩ませています。
二丁拳銃 実際、最も判りやすい難点なだけに最近では各種映像作品でも様々な手法で解決策を提示しています。
 一番多いのが特殊な装置を利用してのもの。
 袖口の中から次のマガジンが出てきたり、背負ったバックパックの中に専用のアームに保持されたマガジンがあったり、腰に取り付けられたマガジンを叩くとスプリングで跳ね起きてそれを挿す、等など。様々な映画やアニメ、漫画で色んなアイディアが提示されています。ただ、どれも実現するのには(技術面や製造コスト面から)非常に難しいものが多い様です。
 次の問題は「制御の難しさ」
 銃と言うのは、例えそれがエアガンでもイザ使ってみるとなかなかどうして難しいものであるのが判ります。特にハンドガンはその見た目とは裏腹に非常に難易度が高い、と言う話は以前から何度と無くお話しているとおり。
 しかもその難易度の高さは「両手でしっかりと扱った場合で」の話。これを片手で扱うとすると難易度はさらに飛躍的にアップします。さらに両手でとなったら・・・爆発的な難易度の上昇だと言えるでしょう。
 実はこの点がフィクションで二丁拳銃使いが多い点では?と言われているポイントなんだそうです。
 つまり二丁拳銃で圧倒的に強い、と言う事はそのままそのキャラクターが神がかり的実力の持ち主である、と言う説です。
 たしかに自分でやってみて、とても難しいと言うことが判るとより憧れは強くなります。

 この2つの点から、両手で銃を扱う二丁拳銃は長年強く否定され続けているわけです。
 でも僕らは何とか二丁拳銃を実現したいわけです。そこで色々無い知恵を絞ってみることにします。

マガジンチェンジ対策
二丁拳銃 最大の難関から。
 上記にも少し触れましたが、フィクションでは様々な「装置」を設定してクリアしたりしていますが、これを現実に作ろうとすると技術面・コスト面などから非常に難易度が高くなります。不可能では有りませんが、実現するためにクリアするべき点が多すぎます。
 そこで出来るだけ簡単に、低予算でやる方法をひとつ。これはその昔、私の友人がやってました。
 名づけて「ミトンガン」。
 どんなものかと言うと二丁の拳銃をパラコードなどの適当な紐で繋いで、首から提げると言う、実に簡単なもの。
二丁拳銃 ミトン、と言うと親指を除く4本指が一つの袋に入るタイプの手袋。この手袋は小さな子向けの手袋の定番で、小さな子向けのものは右手と左手が紐で繋がったつくりになっているのが定番です。そのミトン風に二丁の銃を繋ぐ訳です。
 紐の長さは2mぐらい用意し、その両端にハンドガンを結びます。ランヤードリングが有るモデルの方が良いかと思います。
 この二丁を首からぶら下げ、両手に銃を持ちます。銃を持ってたるんだ分の紐を結ぶなどして長さを調整し、使う上で邪魔にならず、かつぎりぎりの短さになるよう調整します。調整出来たら完成です。
 使い方は恐らく誰でも想像できる通り。普通に二丁拳銃で使ってマガジンチェンジのタイミングになったら、片方は紐にぶら下がるに任せて手を放してしまうわけです。片側がマガジンチェンジが終了したら銃を持ち替えてもう片方も。これなら特殊な装置などを用意しなくても割りと容易にマガジンチェンジが可能になります。
二丁拳銃 勿論ホルスターなどを用意し、それに入れてというのでも似たような効果が得られますが、この「ミトンガン」のメリットは咄嗟に手を放してしまえるということ。ホルスターの場合だと「入れる」と言う動作になりますが、コレはぶら下がってるだけですからパっと手を放してしまってOKな訳です。
 もう少し凝ったものを、と言うことで有れば首の部分に当てを作ったり、ハーネスやサスペンダーなどに連結出来る様にしても良いでしょう。基本は単なる紐ですから、ちょっとした工夫で幾らでもそれらの加工が可能です。
 またこの紐はもう一つの問題にも大いに役立ちます。



難制御の対策
 二丁拳銃 もう一つの問題である制御の難しさに対して。
 これは正直「練習あるのみ」と言うのが基本になります。
 せめて運用スタイルで少しでも条件を緩和する為にも、最初のうちは両方を一変に使うより、片方ずつ撃つぐらいのつもりの方が良いかと思います。
 上の「ミトン化」を施してあるのなら、命中精度が欲しいときは片方を放棄して一丁を両手で構えたりとスイッチしながら使うのも手です。
 また紐で繋いでいるので、長さをキチンと調整しておけば構えたとき紐のテンションを利用することで銃を安定させることが可能になります。
 二丁拳銃 実銃ほどでは無いにしても反動があるガスブローバックのキックがどうしてもつらい場合は反動がほぼ皆無な電動ハンドガンをチョイスするのもオススメです。
 電動ハンドガンはブローバックが無いので反動が無いという点、そしてトリガーが非常に軽く、かつ加工次第ではさらに軽くすることも可能と制御面でのメリットはなかなかのもの。銃自体もそれほど重くない(写真は色々着いてますが・・・)のも見逃せないポイントでしょう。
 そして何より見逃せないのはハンドガンではありえない「100連マガジン」の使用が出来る点。
 これは上の「マガジン問題」がらみではありますが、通常のガスブローバックが装弾数が大体20~25発程度。コレに対し100ですから4倍から5倍の装弾数と言うことになります。セミオート主体で使っていくのであれば充分過ぎる弾数ですから、1ゲーム中にマガジンチェンジをする必要は殆ど無いかもしれません。

最後に
 二丁拳銃
 正直なところでは二丁拳銃は最初に出たとおり、ハッキリ言えばメリットはあまり無く、デメリットの方が大きいでしょう。
 「ゲームで勝つ」と言うことを強く意識するのであれば「止めた方が良い」と言えます。
 しかし、それはあくまで勝つことのみに拘った場合。
 サバイバルゲームは必ずしも勝ち負けだけが全てでは無く、むしろ過程を楽しむ遊び。
 二丁拳銃はそう言った意味では「非常に過程を楽しむ方法」であると言えると思います。
 サバイバルゲームの楽しみ方は人それぞれ、リアルに拘るのも、この様な「浪漫」に拘るのも、どちらも正しいと言えます。
 この文章を最後まで読んで頂けたのであれば、二丁拳銃道を進む人は是非、自分流二丁拳銃道を極めて頂きたいですし、そうで無い方も「リアルじゃ無いから」と止めようとするのではなく、それもまた一つの楽しみ方なんだ、と理解して頂ければと思います。




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