2010年06月11日
FN F2000(G&G G2010)
G&Gから発売になりましたG2010。
MINIMIやSCAR、P-90等で有名なベルギーのFN(ファブリックナショナル)社が2001年に発表した次世代型ブルバップアサルトライフルです。
統合火器システム=IWSの異名を持つ新しいスタイルの銃器で、各部をモジュール構造化し組み換えによりあらゆるフィールド・シチュエーションにおいて最大の効果を発揮出来る様になっています。
フォアエンド部分は40mmグレネード・ショットガン・LAM(レーザーエイミングモジュール)・20mmピカティニーレールなどへと簡単に、即座に組み合えが可能となっており、状況に合わせてチョイスし、素早くセットすることが可能になっています。
あらゆる状況、と言うのには射手の利き手なども当然含まれており、左右の構えをスイッチした際に問題になる排きょう方向をこのモデルでは右前方、フロントサイト脇から排出するようになっており、射手がどちらで構えても問題が無いようになっています。これは左右の構えをスイッチするのが当たり前となってきている現代のタクティカルシューティングでは大きなアドバンテージだと言えます。
もちろんこの位置から排出する、と言うことはそれだけ複雑な構造になり、ジャムなどの懸念がありますが、万が一のジャムにも素早く対応可能な構造になっています。
本モデルを語る上でもう一つ、外すことが出来ないのが2001年、F2000が最初に発表された時に本体に搭載されていたFCSについてだろうと思われます。
個人用の銃火器としては異例のFCS=FireCotrolSystem=火器統制装置が搭載され、レーザー測距器によりターゲットとの距離を瞬時に計測、照準をどの様に調整するべきかを射手に指示する、まさに次世代、未来のシステムでした。
しかし初期のモデルでは非常に大型で重量もあったため運用上の大きな負担でしたし「精密機器」故の「堅牢性への疑問」も拭えず、最終的に「実戦でここまで高度な火器統制システムを兵士一人一人に持たせる意味があるのか?」と言う議論に結論が出ず、未だ本格的な採用などには至っていません(これは同コンセプトを持ったXM29も同様でした)。
現在もFN社ではこのシステムの開発は進められており、専用モデルでは無い、汎用型のFCSを開発中である、と言う話です。
最大の特徴であるFCSが有る意味最大の足かせとなってしまったF2000でしたが、現在はFCSをオミットしたモデル(上部FCSユニットの代わりに従来型のマウントレールをセット)がサウジアラビア軍、スロバキア軍などで採用が進められていると言う事です。
FCSやモジュール構造などの部分にばかり目が奪われがちなモデルですが、人間工学に基づいた設計の本モデルはそれらが無くとも十分以上に優秀な小銃だと言えるのでしょう。
参考資料:ウィキペディア メディアガンデータベース 他
と言うわけでG&Gの話題の新製品、G2010ことF2000です。
さすがにFCSは再現できませんでしたが、上記の通り人間工学に則ったデザインはなかなか構えやすく、ちょっと室内で構えただけですが、使いやすい印象を持ちました。
曲線主体のデザインは手にも優しく、従来の色々な小銃とは一線を画すモデル、まさに次世代のモデルだと言う印象です。
内部的にはスタンダードな電動ガンユニットを踏襲している様で、外見、銃の性格とは逆に非常に堅実な内容。
マガジンはマルイM16系スタンダードタイプ用を使用可能になっています。このマガジンの互換はマルイはほぼ問題ないんですが、他社製は挿したは良いが抜けない!と言う事が起きるようなので注意が必要です。ご自身で分解・加工・調整が出来る方以外は社外マガジンの使用は避けた方が無難だろうと思われます。
上記の通り従来の、マルイ式の各システムを使用しているので性能はなかなか安定しているだろうと思われます。HOPチャンバーも従来式で、安定した発射性能を持ちそうです。残念ながら距離をきちんと取っての射撃は行っておりませんが。
特筆点はHOP調整が非常に容易なこと。レール後方、ストック側のカバー部分を開くと直接チャンバー部分にアクセスできるようになっていますので、ゲーム開始前のHOP調整も素早く行うことが可能です。
リアサイトは簡易なプレート型で倒しておくことが可能。ドットサイトなどの使用を考えた場合は邪魔にならなく、使いやすいかと思います。
コッキングハンドル、エジェクションポートのオープン、等射撃性能に直接は関わらない、言わば遊びの部分もしっかりと再現。この手の部分はアクションを再現していなくても「なんだ」で済む部分だとは言えますが、やっぱり動いてくれると気分が盛り上がりますね。
G&Gのこの夏の話題作、G2010スタンダードモデル、好評発売中です。
G&G
G2010S 電動ガン
販売価格: 36,603 円 348ポイント
詳しくは詳細ページへ。写真をクリックして頂くとジャンプします。
携帯の方はコチラをクリックして下さい。
MINIMIやSCAR、P-90等で有名なベルギーのFN(ファブリックナショナル)社が2001年に発表した次世代型ブルバップアサルトライフルです。
統合火器システム=IWSの異名を持つ新しいスタイルの銃器で、各部をモジュール構造化し組み換えによりあらゆるフィールド・シチュエーションにおいて最大の効果を発揮出来る様になっています。
フォアエンド部分は40mmグレネード・ショットガン・LAM(レーザーエイミングモジュール)・20mmピカティニーレールなどへと簡単に、即座に組み合えが可能となっており、状況に合わせてチョイスし、素早くセットすることが可能になっています。
あらゆる状況、と言うのには射手の利き手なども当然含まれており、左右の構えをスイッチした際に問題になる排きょう方向をこのモデルでは右前方、フロントサイト脇から排出するようになっており、射手がどちらで構えても問題が無いようになっています。これは左右の構えをスイッチするのが当たり前となってきている現代のタクティカルシューティングでは大きなアドバンテージだと言えます。
もちろんこの位置から排出する、と言うことはそれだけ複雑な構造になり、ジャムなどの懸念がありますが、万が一のジャムにも素早く対応可能な構造になっています。
本モデルを語る上でもう一つ、外すことが出来ないのが2001年、F2000が最初に発表された時に本体に搭載されていたFCSについてだろうと思われます。
個人用の銃火器としては異例のFCS=FireCotrolSystem=火器統制装置が搭載され、レーザー測距器によりターゲットとの距離を瞬時に計測、照準をどの様に調整するべきかを射手に指示する、まさに次世代、未来のシステムでした。
しかし初期のモデルでは非常に大型で重量もあったため運用上の大きな負担でしたし「精密機器」故の「堅牢性への疑問」も拭えず、最終的に「実戦でここまで高度な火器統制システムを兵士一人一人に持たせる意味があるのか?」と言う議論に結論が出ず、未だ本格的な採用などには至っていません(これは同コンセプトを持ったXM29も同様でした)。
現在もFN社ではこのシステムの開発は進められており、専用モデルでは無い、汎用型のFCSを開発中である、と言う話です。
最大の特徴であるFCSが有る意味最大の足かせとなってしまったF2000でしたが、現在はFCSをオミットしたモデル(上部FCSユニットの代わりに従来型のマウントレールをセット)がサウジアラビア軍、スロバキア軍などで採用が進められていると言う事です。
FCSやモジュール構造などの部分にばかり目が奪われがちなモデルですが、人間工学に基づいた設計の本モデルはそれらが無くとも十分以上に優秀な小銃だと言えるのでしょう。
参考資料:ウィキペディア メディアガンデータベース 他
と言うわけでG&Gの話題の新製品、G2010ことF2000です。
さすがにFCSは再現できませんでしたが、上記の通り人間工学に則ったデザインはなかなか構えやすく、ちょっと室内で構えただけですが、使いやすい印象を持ちました。
曲線主体のデザインは手にも優しく、従来の色々な小銃とは一線を画すモデル、まさに次世代のモデルだと言う印象です。
内部的にはスタンダードな電動ガンユニットを踏襲している様で、外見、銃の性格とは逆に非常に堅実な内容。
マガジンはマルイM16系スタンダードタイプ用を使用可能になっています。このマガジンの互換はマルイはほぼ問題ないんですが、他社製は挿したは良いが抜けない!と言う事が起きるようなので注意が必要です。ご自身で分解・加工・調整が出来る方以外は社外マガジンの使用は避けた方が無難だろうと思われます。
上記の通り従来の、マルイ式の各システムを使用しているので性能はなかなか安定しているだろうと思われます。HOPチャンバーも従来式で、安定した発射性能を持ちそうです。残念ながら距離をきちんと取っての射撃は行っておりませんが。
特筆点はHOP調整が非常に容易なこと。レール後方、ストック側のカバー部分を開くと直接チャンバー部分にアクセスできるようになっていますので、ゲーム開始前のHOP調整も素早く行うことが可能です。
リアサイトは簡易なプレート型で倒しておくことが可能。ドットサイトなどの使用を考えた場合は邪魔にならなく、使いやすいかと思います。
コッキングハンドル、エジェクションポートのオープン、等射撃性能に直接は関わらない、言わば遊びの部分もしっかりと再現。この手の部分はアクションを再現していなくても「なんだ」で済む部分だとは言えますが、やっぱり動いてくれると気分が盛り上がりますね。
G&Gのこの夏の話題作、G2010スタンダードモデル、好評発売中です。
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G&G
G2010S 電動ガン
販売価格: 36,603 円 348ポイント
詳しくは詳細ページへ。写真をクリックして頂くとジャンプします。
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